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レスリーさんがボランティアとして活動するRDRNYCは主にネグレクトされた犬や苦しんでいる犬を中心にレスキューする保護団体で、この犬のようなケースは悲しいことですがレスリーさんの今までの経験上、何度も遭遇してきたことでしょう。
のちにデュークと名付けられるその犬は人を信用していなかったものの、ボランティアさんの手でなんとか車に乗せられ救急病院へと搬送されたのだそう。
デュークは疥癬の他にも貧血や脱水症、それに加えて白内障の手当も必要でした。しかしそれ以上に獣医さんを驚かせたのは彼の歯が意図的に削られていたことでした。出典:https://www.thedodo.com/bait-dog-couch-rescue-2346422735.html
皆さんはベイト・ドッグという言葉をご存知でしょうか?
ベイト・ドッグは闘犬の訓練のターゲットにされる犬のこと。
ベイト・ドッグにされる犬の多くは反撃をできなくするために歯を削られたり、時には口にテープを巻かれたり、くくり付けられて徹底的に反撃させないように自由を奪われたりと、その実態は実に残酷なものです。
又、交配をしやすくするためメスを抵抗させないよう、歯を削るケースもありこれはこれで残酷です。
しかしデュークはオス。つまりデュークの場合はベイト・ドッグであった可能性が限りなく高いことになるのです。
傷つけるのも助けるのも人間