- 週間ランキング
この記事では、カジュアルからフォーマルまで、いろいろな場面で使える「謝る」ための英語フレーズをまとめました。ぜひこの記事を参考に、状況に応じてうまく使い分けてみてください!
実は、I am sorry.には、「深い謝罪」というニュアンスがあり、本当に自分が悪いことをしてしまった時など真剣に謝る場面で使います。街角で人に道を尋ねたり、少し行き違うときに肩が当たった時などは、Excuse me.(すみません。)と言いますよね。”Sorry.”と”Excuse me.”のフレーズの使い分け方については、こちらの記事にまとめられていますので、ぜひ参考にしてみてください。
友人に軽い迷惑をかけてしまった時など、カジュアルなシチュエーションで「ゴメンネ」と軽く謝りたいときなどには、単に、
Sorry!
や
Sorry about that!
と言います。Sorry about that.の方が、Sorry.と言うよりもよりカジュアルです。もし謝る相手と本当に親しい間柄である場合には、
My bad!/That’s my bad.
とも言います。「私のミスだ、ごめんね」という意味です。ただし、このMy bad!というのはスラングなので、あまり年配の方は使わないそうです。さらには、少しユーモラスなニュアンスもあるそうですので、真剣に謝りたい時には使えないフレーズですので、注意してくださいね。(日本語の「メンゴ!」「サーセン!」みたいな感じでしょうか・・・。)
また、「謝る」のとは少し違いますが、ちょっとした失言をしてしまった時などに、
No offence.(悪気は無いよ!)
と言ってフォローすることも多いです。”No offence.”には、”None taken.”(気にしないよ)と返すのが定型文になっています。
真剣に謝る気持ちを表したいときには、I amとsorryの間に、強調する副詞をいれます。例えば、
などと言います。sorryの後ろにfor やabout, thatを付けて「~について謝る」という理由を添えることもできます。
「全面的に自分が悪い」というときは、
I am so sorry. It was all my fault.
(ごめんなさい。全て私のせいです。)
と言います。また、「謝罪する」はapologizeと言い、
I would like to apologize for my mistake.
(私の犯したミスについて謝罪させていただきたいです。)
というように使います。my faultやmy mistakeは、my badに比べてシリアスなニュアンスがあります。
また、相手に「許して欲しい」と言うには、
Please accept my apologies.(どうか謝罪をお受けください。)
Please forgive me.(許してください。)
と言います。
さらに、自分がどれだけ愚かだったか、後悔していると強調するときは、regret(後悔する)を使って
I deeply regret what I did.(自分のしたことをとても後悔しています。)
などと言います。
ここまで、「謝る」ための英語フレーズをご紹介してきました。ですが、これらのフレーズを使う前に、そもそも「本当に謝るべき」かご確認ください。というのも、よく「日本人は謝りすぎ」と言われるように、日本で「ごめんなさい」と言う場面と、欧米で謝るべき場面とは必ずしも同じではないのです。
まず、交通事故など、後々訴訟問題などに発展する可能性がある場合には、自分が本当に悪いという場合でない限り軽々しく謝るべきではありません。これは、欧米では「謝る」ことは全面的に自分が悪いと認めることになるからです。「あの時謝ったでしょ!」とトラブルになってしまうことも本当にあるですので気をつけてください。
また、仕事を手伝ってもらった時など、日本の文化では「お手数をおかけしてすみません」と言うこともあるかと思います。しかしながら、欧米の文化では Thank you for helping me.(手伝ってくれてありがとう。)とお礼を言う方が自然です。
最後に、逆に相手から謝られた際、「許してあげる」と言う時に使える英語フレーズをご紹介します。短くて使いやすいのは、
などでしょうか。「もういいよ!」「気にしないで!」という意味です。謝っている相手がとても落ち込んでいたり、気にしているようなときには、以下のように言ってフォローしてあげると良いでしょう。
以上、いかがでしたでしょうか?「親しき中にも礼儀あり」ということで、必要なときにはサッとシチュエーションに合ったスマートな謝り方ができると良いですよね。と言う筆者も、旦那さんと夫婦喧嘩をしたときにはなかなか謝れないんですけどね・・・(^^;)