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1968年創刊、翌1969年に週間化した週刊少年ジャンプ。創世記はこち亀、ど根性ガエル、その後はキン肉マン、キャプテン翼、ドラゴンボール、スラムダンク、HUNTER×HUNTER、ワンピースなどを輩出。一時期勢いは衰えましたが、近年では鬼滅の刃や呪術廻戦などのメガヒットを連発して息を吹き返しました。しかし現在117万部と全盛期の約1/6の発行部数と大苦戦、即戦力を募集しているようですが……。
あのジャンプが「他誌掲載経験作家向け」の説明・相談会を開催する旨告知しました。もちろん基本的に漫画家という職業は個人事業主なので問題はありませんが、あまりにハッキリと「他誌掲載経験作家」と書いてあるので驚いた方も多いのではないでしょうか。
週刊少年ジャンプで読切掲載・連載を検討される方へ
他誌連載経験作家向け
説明・相談会のお知らせ【集英社での対面形式】
11/23(木・祝)、12/2(土)【zoomを使ったリモート形式】
12/3(日)の計3日間で開催します
詳細・ご予約はこちらからhttps://t.co/III1LCR5G2#週刊少年ジャンプ pic.twitter.com/46itm26oqx — 少年ジャンプ編集部 (@jump_henshubu) November 1, 2023
・凄い、公開引き抜きを仕掛けてる…エグいな
・他誌から呼んだ作家さん達は軒並み成功している感
・ジャンプのこのお知らせ、言葉選びがうまくてさすがジャンプ編集部だなって思った
・今他社が阿鼻叫喚で緊急会議やってんだろうな
・最初の3つ、ワンピース、ヒロアカ、呪術、全部終わり見据えてるもんなぁ
なりふり構わないというか、まさかの原稿料まで公にしていました。それによると、モノクロ1ページで18,700円……これが安いのか高いのか、漫画家でない筆者にはわかりかねますが「他社よりもおそらく高そうだな」というのが本音。
<読切>
定期的に実施する読切掲載会議で掲載が決まります<連載>
例年5回ある連載会議で連載が決まります
3話分のネームを会議に提出します原稿料は週刊少年ジャンプ掲載の場合、読切・連載ともに
モノクロ1p → 18,700円(税込)以上
カラー1p → 28,050円(税込)以上https://t.co/III1LCR5G2 pic.twitter.com/6w76VSFO2a— 少年ジャンプ編集部 (@jump_henshubu) November 1, 2023
実際に1994年に「翠山ポリスギャング」でジャンプデビューされた甲斐谷忍先生は、「3倍近くになってる」と驚かれていました。つまり、30年前は1ページ6,500円程度だったってことか……さすがに「LIAR GAME」ではその金額ということはないとは思いますけれども。
びっくりした!自分が新人の時の3倍近くになってる https://t.co/3otrpoS7SO
— 甲斐谷忍@カモのネギには毒がある6巻12月発売! (@mangakap) November 1, 2023
ちなみに週刊SPA!の原稿料はモノクロ1Pで25,000円だとか……いや、これは峰なゆか先生が大御所だからですよね。そもそもSPA!に掲載されているのって新人さんいませんもの。
週刊SPA! の原稿料はモノクロ1p→25.000円です(フリーザの声で) https://t.co/fRsQO7Yddk
— 峰なゆか (@minenayuka) November 1, 2023
プロの漫画家さんからは概ね「高い」と言われ、一般の方からは「ジャンプでもその程度か……」と言われた原稿料。筆者からすれば「羨ましい」レベルではありますが、それ以上にいつ打ち切られるかわからないプレッシャーの方がキツそうだなと思った次第です。
もちろん検討はしていると思うのですが、スラムダンクの続編をWJで始めてくれたら……なんて夢を見ている人も多いのではないでしょうか。その場合、井上雄彦先生の原稿料って1ページいくらなんだろう……(ゲス顔)
source:週刊少年ジャンプ公式サイト