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かつて秋葉原名物として名を馳せたおでん缶。中央通りから1本入ったところにある「チチブデンキ」の自販機や店内で販売していたことで大ブームとなりました。そのチチブデンキは2015年に閉店、未だ自販機は残っていますが、若い方の中には「おでん缶」の存在すら知らないかもしれません。そのおでん缶、秋葉原の別の場所でも買えるようなので久々に購入してきました。

秋葉原名物「おでん缶」万世橋付近でも買える

おでん缶を買うのであれば、チチブデンキ跡(ベルサール秋葉原裏)に行けば購入可能です。ただし今回は他の場所で買うことを目的としたため、まったりと秋葉原を散策。見つかったのは、とっぷり日が暮れた時間になってしまいました。

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場所は秋葉原駅から徒歩3分ほど、万世橋付近にありました。中央通り沿いですが「マーチエキュート神田万世橋」を目指していただければすぐに見つかるかと。平成を超えて昭和な佇まいですが、中の自動販売機は新しいものとなっています。

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実はこの自動販売機、おでんだけではなく「万世のカツサンド」がメインとなっていますが、今回はおでん缶を購入。カツサンドはまた別の機会に紹介させていただきます。

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チチブデンキ跡の自販機とは違い、メインが「おでん缶」ではないのでストック個数は少なめ。こちらは全て常温での販売となっています。牛すじ入りは売り切れてしまっているので「がんも・大根入り」を購入。

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自販機横にテーブルがありその場で食べることも可能ですが、今回はコロナ禍ということもあり持ち帰りました。

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変わらぬ味!知らない人にも食べても欲しい

最近のアキバしか知らない人には信じられないかもしれませんが、90年代から2000年代の秋葉原って飲食店が本当に少なかったんですよ。あまりの少なさに不味くて高いラーメン屋(今もあります)に大行列が出来ていた時代。そんな時に小腹を満たしてくれたのが、このおでん缶。

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常温では3年、加熱すると14日は保存期限となっているようです。ただこれ、常温で食べた方が美味しいんですよ。(※味覚には個人差があります)

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プルタブを開けると、お出汁の香りが!染み染み大根がウマそう……。

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「つゆ」無しの中身はこんな感じ。缶の大きさから通常の玉子を入れるのは不可能なので、うずらの卵2個になっています。

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かつおだしのきいた「つゆ」を入れるとこんな感じに。お出汁のしっかりとした味で、おでんを食べ終わった後で再利用したい気持ちにさせられるほどの美味しさ。

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全部美味しいのですが、つゆを吸いに吸いまくった「がんも」最高!「牛すじ」の入ったおでんが品切れだったのでやむなくこちらにしたのですが、これは大正解かも。じゅわ~っと口の中でお出汁が染み出して来る感覚、病みつきになりそう。

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あとは定番の大根ですよね。こちらは口に入れた瞬間、サッと溶けて消えるとろっとろ大根。見ただけで味がわかる大根、缶入りとは思えない本格的な味でした。

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1缶食べれば1食分!といえるくらいお腹にたまるおでん缶。チチブデンキ跡はもちろん今回購入した肉の万世自販機、そして全国でも購入できる場所が増えて来ているようです。暑くなってくる季節、キンッキンに冷やしたおでん缶で生ビール……想像しただけでたまりませんな!

こてんぐ「おでん缶」(がんも・大根入り)
こてんぐ「おでん缶」(牛すじ・大根入り)
各320円

おでんといえば、セブンイレブンの「味しみおでん」って美味しいですよね。おでん缶と並んで止まらなくなるおでんのひとつです。

source:天狗缶詰株式会社

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 秋葉原名物「おでん缶」チチブデンキ跡ではなく万世橋近くで買ってきた