ハッカーと言えば、普段絶対入ることの許されない、強靭なセキュリティーのかかったデータセンターやサーバーなどに巧みにアクセスし、情報を抜き取ったり、書き換えたりする集団のことではありますが、時にはただ単純に情報をぬきとるだけでなく、残しておくということもしばしば行われます。そんな問題がイランで起きております。
ー謎の星条旗
こちらはイランのエンジニアが公開した謎の星条旗です。イランのデータセンターのサーバー20台が一斉にこのように感染してしまい、スクリーンがこのような状態になってしまったということです。メッセージではアメリカの旗とともに「選挙を妨げないでください」という意味合いの文章が書かれていたということです。
それにしてもテキストだけでこの星条旗を完成させるなんて、日本のアスキーアート文化のようで芸術的すぎます。
ールーターの脆弱性をついたらしい
声明文によりますと、今回の攻撃は世界最大のコンピュータネットワーク機器開発会社Cisco(シスコ)のルーターの脆弱性をついたということです。メーカー側はこの問題に対しコメントはしていないということです。
ー誰の犯行なのか
現時点で誰の犯行なのかは明らかになっておりませんが、データーの損失などはないとのことです。データー損失もなく、メッセージだけを残した犯人、日本でもたまにホームページが書き換えられたりしておりますが、記憶に新しいちょうど一年前に流行った
身代金を要求してくるランサムウェアよりは
全然マシなのかもしれませんね。
画像掲載元:Twitter
掲載元
http://www.dailymail.co.uk/news/article-5589441/Iran-hit-global-cyber-attack-left-U-S-flag-screens.html
(秒刊サンデー:たまちゃん)
情報提供元: 秒刊SUNDAY