川崎・小５女児誘拐、ＳＮＳきっかけで知り合う

　小学５年生の少女を誘拐したとして、川崎市の２８歳の男が１９日、逮捕されました。２人が知り合ったきっかけは、ＳＮＳでのやりとりでした。
　この事件は１９日、川崎市高津区の自宅に小学５年生の１１歳の少女を誘拐したとして、自称無職・高橋茂容疑者（２８）が未成年者誘拐の疑いで逮捕されたものです。少女は、高橋容疑者の自宅で保護され、けがはありませんでした。また、警察が高橋容疑者の自宅に入ったところ、別の１９歳の少女がいるのも見つかり、保護されました。

　警察によりますと、１１歳の少女はＳＮＳで「１８歳」と称して「家出をしたい」と投稿し、それに対し、高橋容疑者が「うちに来れば」と書き込み、誘い出していたということです。少女は１８日夜、「コンビニにジュースを買いに行く」と言って、自宅を出たまま戻らなかったため、母親が１９日未明に警察に行方不明届を出していました。

　高橋容疑者は、「未成年者の親に無断で家に泊めていたのは間違いない」と容疑を認めているということです。警察は、余罪についても捜査を進めています。（20日11:27）