【8月29日 AFP】エクアドルの裁判所は27日、ガラパゴス諸島(Galapagos Islands)海洋保護区で絶滅危惧種のサメなどを密漁した中国船籍の漁船の乗組員らに禁錮刑を言い渡した。

 中国船籍の漁船「福遠漁冷999(Fu Yuan Yu Leng 999)」は今月13日に保護区内で拿捕(だほ)された際、300トンの魚を積んでいた。うち約6000匹がサメで、その大半がシュモクザメやハチワレいった保護種だったという。

 裁判所は3日間に及んだ審理の最終日、環境関連法に違反した複数の罪で船長に禁錮4年、航海士3人に禁錮3年、その他の乗組員16人に禁錮1年をそれぞれ言い渡した上で、さらに損害賠償金590万ドル(約6億4000万円)をガラパゴス国立公園(Galapagos National Park)に対して支払うようを命じた。

 同国立公園のウォルター・ブストス(Walter Bustos)園長は今回の判決を受けて、「非常に強い憤りを感じていたが、画期的な判例が出たことで、被った損害はしっかり補償されるだろう」と述べた。映像は、中国漁船の船内から見つかった魚や中国船。14日、25日撮影。(c)AFP/AFPBB News