日本航空(JAL)は、「JAL HAWAII フェス」を、4月21日に東京ミッドタウン日比谷1階アトリウムで開催した。

VR(仮想現実)やAR(拡張現実)などを用いた「JAL xR Traveler」では、体験者がVRの装置を着用し、旅行を擬似体験できる。

視覚や聴覚だけでなく、現地の匂いを再現することで嗅覚、送風装置や歩行器を活用することで触覚を用いて、より本物に近いバーチャル体験ができる。JALではハワイの新コンセプト「Style yourself ~JAL HAWAII~」に合わせたコンテンツを用意した。

また、日経イノベーション・ラボの協力により開発した、現地ツアーなどを購入できるスマート自動販売機「JAL体験自販機」では現地ツアーの紹介する。利用者は、JAL体験販売機で好きな現地体験を選び、スマートフォンで商品のQRコードを読み取ることで、インターネットを通して体験を購入することができる。自動販売機はデジタルサイネージとして広告や動画を配信すること可能。JALパックハワイが扱うオプショナルツアーを販売する。

「新・間隔エコノミー」として、座席の前後間隔が84センチから86センチ、横8席配置で座席幅が約5センチ広い、国際線エコノミークラス「JAL SKY WIDER」の体験コーナーなどを設けた。

JALは、東京/成田〜ホノルル線は1日4便、名古屋/中部・大阪/関西〜ホノルル線と東京/成田〜コナ線は1日1便を運航しており、週49便体制で日本とハワイを結んでいる。いずれも「スカイスイート」仕様で、エコノミークラスは「JAL SKY WIDER」を搭載し、機内Wi-Fiを提供している。

このほかに、ハワイアン航空と共同運航(コードシェア)で、東京/成田〜ホノルル線を1日2便、東京/羽田〜ホノルル線を週11便、大阪/関西〜ホノルル線を1日1便、札幌/千歳〜ホノルル線を週4便、東京/羽田〜コナ線を週3便で展開している。

ステージでは、ウクレレの演奏のほか、JAL歴代制服のファッションショーも開かれた。JALの1960年8月から1967年3月まで着用した3代目、1970年7月から1977年9月まで着用した5代目、1977年10月から1987年12月まで着用した6代目、1988年1月から1996年9月まで着用した7代目、JALグループでリゾート路線を運航していたJALウェイズの制服を着た5人が登場した。

JTB、エイチ・アイ・エス(H.I.S)、近畿日本ツーリスト、クラブツーリズム、日本旅行、西武トラベル、ジャルパックの旅行会社7社が出展し、パンフレットなどを配布した。ハワイ州観光局が協力した。

JAL、ハワイ就航65周年

JALは1954年に、初の国際線として、東京/羽田〜ウェーキ〜ホノルル〜サンフランシスコ線を週2便で開設。ファーストクラスのみを設定し、片道運賃は650米ドル(234,000円)だった。使用していた機体はDC-6B型機で、航続距離が4,000キロだったために、東京〜ホノルル間ではウェーキでの途中給油が必要だったものの、技術開発により、1957年に初の無着陸飛行に成功。翌1958年にはDC-7C型機で、東京/羽田〜ホノルル〜サンフランシスコ線に就航した。

1959年には東京/羽田〜ホノルル〜ロサンゼルス線、1966年には初のジェット機で東京/羽田〜ホノルル〜サンフランシスコ〜ニューヨーク線、1978年にはDC-8-61型機とボーイング747型機で大阪/伊丹〜東京/羽田〜ホノルル線、1981年にはDC-8-61型機とボーイング747型機で福岡〜東京/成田〜ホノルル線を相次いで開設した。同年には札幌、1986年には名古屋、1994年には仙台とホノルルを結ぶ路線を展開した。

1996年には、東京/成田〜コナ線を週3便で開設。ボーイング747型機で運航し、コナ発はホノルル経由で運航した。経営再建に伴い、2010年10月より運休していたものの、2017年に復活した。

1994年には南国の鳥やハイビスカスをあしらった「スーパーリゾートエクスプレス(愛称:リゾッチャ)」が誕生し、ハワイやグアム、サイパンなどの「太平洋楽園計画」の一環として、機内はリゾート風にコーディネートし、客室乗務員は花柄の制服を着用、南国風の機内食を提供するなど、趣向を凝らした。「リゾッチャ」とは「リゾート」と「アイガッチャ(やったぜ!)」の造語だという。

2018年にはハワイアン航空との共同運航(コードシェア)やマイレージ連携を開始しており、当局の認可後に共同事業を展開する見通し。

情報提供元:Traicy
記事名:「JAL、日比谷で「ハワイフェス」開催 歴代制服ファッションショーやVR・AR体験、旅の体験自販機も