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三菱eKクロススペース | 日常使いだけでなく、非日常使いにも役立ってくれそう「ひょっとしてこのクルマ、車中泊もできちゃう?」


三菱のeKクロススペースは、日産ルークス/ルークス・ハイウェイスターと基本設計を共有する軽SUVだ。ダイナミックシールドを採用した存在感のある顔つきが目を引くが、その完成度はどれほどか。ジャーナリスト、世良耕太が試乗した。


TEXT &PHOTO◎世良耕太(SERA Kota)

グレードはエントリーグレードがM(FF 165万5500円)、ミドルグレードがG(FF177万1000円)、そしてトップグレードがT(FF 185万90000円。

三菱自動車のeKクロススペースは、三菱自動車と日産自動車の合弁会社である株式会社NMKVが企画・開発マネジメントした軽自動車だ。クロスオーバーモデルのeKクロススペースと標準モデルのekスペースはNMKVの第2弾で、2020年3月9日に発売。第1弾は2019年3月に発売したekワゴン/ekクロスだ。




ekワゴン/ekクロスは日産デイズ/デイズ・ハイウェイスターと基本設計を共有。eKスペース/eKクロススペースは日産ルークス/ルークス・ハイウェイスターと基本設計を共有する。三菱のクロス系は日産のハイウェイスター系に相当し、外観ではデリカD:5から採用を始めた「ダイナミックシールド」と呼ぶフロントマスクを採用しているのが特徴だ。

なかでももっとも押し出しの強い(?)eKクロススペースに乗った。ジャンル的にいうと、流行りのスーパーハイトワゴンである。約5000台の受注があった3月18日時点の注文状況は、ダイナミックシールドを採用したeKクロススペースが65%で、「スタイリッシュで親しみやすい」はずのekスペースは35%だった。個性的な顔のほうが好まれていることを示している。




筆者の好みも、クロススペースだ。断然、存在感がある。Xをモチーフとしたデザインのようだが、筆者には歌舞伎の隈取りを連想させるし、ジャムおじさんのほうれい線を思い起こさせる(ほめてます)。スーパーマーケットの駐車場では、専有面積は小さいくせに、やけに目立つ(顔が見えるように駐めた場合)。

全長×全幅×全高:3395mm×1475mm×1820mm ホイールベース:2495mm

外観は三菱の最新の顔で個性を主張するが、対照的に、インテリアは日産ルークス・ハイウェイスターとほぼ共通だ。ステアリングホイールの中央にあるスリーダイヤが決定的な違いといっていいほどである。ベンチシート風の前席は広々としていて居心地がいい。前席左右間に障害物がないので、助手席側から乗り込んで運転席に移動する芸当が楽にできるのは便利だった(実際、そういうシチュエーションを強いられた場面があった)。

室内長×幅×高:2200mm×1335mm×1400mm

大画面(9型)のナビゲーションシステム(メーカーオプション)は見やすい位置にあるし、エアコンはオートだし、パーキングブレーキは電動(パッケージオプション)だ。5ナンバー/3ナンバーの乗用車と遜色ない装備が備わっている(オプションを選択すれば備えることができる)し、一部装備は5ナンバー/3ナンバー乗用車を上回っている。




これもメーカーオプション(先進快適パッケージ:7万1500円)だが、5ナンバー/3ナンバー乗用車と同等の、しかも最先端の先進運転支援システムが選択できるのは、eKクロススペースの魅力だ。日産がプロパイロットと呼んでいる機能を、三菱はマイパイロット(MI-PILOT)と呼んでいる。高速道路同一車線運転支援技術で、機能をオンにすると、車両側がアクセル、ブレーキ、ステアリング操作を支援し、アクセルペダルを離しても、車間距離を自動的にキープしてくれ、ステアリングを制御して車線中央付近を走る手助けをしてくれる。

日産の「プロパイロット」は三菱では「マイパイロット(MI PILOT)という名称になる。

トランスミッションは、CVT ギヤ比は2.411~0.404 後退:2.295 最終減速比:7.319

操作系のわかりやすさは日産のプロパイロットと同じで、スイッチの絵柄と色が違う(日産はブルー、三菱はグリーン)だけだ。マイパイロットスイッチを押してスタンバイし、設定したい車速まで加速して、マイパイロットスイッチの左隣にある「SET −」を押すだけである。渋滞時は車間距離を保ちながら追従してくれるし、先行車に続いて停止もしてくれる。停止後約3秒以内に先行車が走り出すと追従走行を継続してくれるし、停止時間が約3秒を過ぎた場合は、マイパイロットスイッチの左隣にある「RES +」スイッチを押すか、アクセルペダルを軽く踏むと、追従走行を再開する。




都市高速などで渋滞に巻き込まれたときに便利だ。いっぽうで、空いた高速道路を淡々と走る状況でのありがたみも大きいと感じた。

形式:直列3気筒DOHCターボ 型式:BR06-SM21 排気量:659cc ボア×ストローク:62.7mm×71.2 mm 圧縮比:9.2 最高出力:64ps(47kW)/5600pm 最大トルク:100Nm/2400-4000rpm 燃料供給:PFI 燃料:レギュラー 燃料タンク:27ℓ モーター:交流同期モーター 型式:SM21 最高出力2.0kW/最大トルク40Nm

12V駆動のスタータージェネレーター(SM21型)を採用する「マイクロハイブリッド」でもある。

リヤサスはTBA(トーションビーム)式
フロントはマクファーソンストラット式
ブリヂストンエコピア EP150

マイパイロット作動時のステアリング制御の精度を高めるため、軽自動車では一般的なブラシ付きモーターではなく、高機能だが値の張るブラシレスモーターを採用しているのが魅力だ(eKスペース、ekワゴン/ekクロスも同様)。マイパイロットを含む先進快適パッケージを選択しなくても、ブラシレスモーターがつく(つまり、全車標準)。そのおかげで、ステアリングの操舵フィールも5ナンバー/3ナンバーの乗用車と遜色ない。人工的でないし、安っぽくないし、しっかりしている。

後席を一番後ろにすると荷室はミニマムだ。
後席を一番前にする荷室はここまで拡がる。

機能的には5ナンバー/3ナンバーの乗用車と変わりないし、部分的には充実している。後席はひざの前や頭上の空間は5ナンバー/3ナンバーの乗用車よりも広々としている。収納スペースの充実ぶりも魅力だ。車体剛性の取り方やサスペンションチューニングのが巧みなのだろう。背が高く、重心高が高いはずなのに、交差点を曲がるときはもちろんのこと、高速道路の本線から外れて料金所に向かう際のカーブでも、危なっかしい思いや不安を抱かずに済む仕立てになっている。

マルチアラウンドモニターはパッケージオプション(先進安全パッケージ)。

「これでいいじゃん」、と消極的に軽自動車を選ぶのではなく、「これがいい」と積極的に軽自動車を選ぶ時代になっているのを、eKクロススペースに乗って、改めて実感した。日常使いだけでなく、非日常使いにも役立ってくれそうだ。週に1回ペースの食料品の買いだしに出かけた際に、「ひょっとしてこのクルマ、車中泊もできちゃう?」などと想像しつつ、楽しいひとときを過ごした。

190km走って燃費は18.3km/ℓだった。

車重:1000kg 最小回転半径:4.8m 燃費:WLTCモード 18.8km/ℓ  市街地モード16.7km/ℓ  郊外モード:20.0km/ℓ  高速道路:19.1km/ℓ

三菱eKクロススペース Tターボ(2WD)


全長×全幅×全高:3395mm×1475mm×1820mm


ホイールベース:2495mm


車重:1000kg


サスペンション:Fマクファーソンストラット式/Rトーションビーム式


駆動方式:FF


エンジン


形式:直列3気筒DOHCターボ


型式:BR06-SM21


排気量:659cc


ボア×ストローク:62.7mm×71.2 mm


圧縮比:9.2


最高出力:64ps(47kW)/5600pm


最大トルク:100Nm/2400-4000rpm


燃料供給:PFI


燃料:レギュラー


燃料タンク:27ℓ


モーター:交流同期モーター


型式:SM21


最高出力2.0kW/最大トルク40Nm


燃費:WLTCモード 18.8km/ℓ


 市街地モード16.7km/ℓ


 郊外モード:20.0km/ℓ


 高速道路:19.1km/ℓ


トランスミッション:CVT


車両本体価格:185万9000円


試乗車はメーカーオプション50万6000円(有料色8万2500円/先進安全パッケージ9万3500円/プレミアムインテリアパッケージ5万5000円/後席パッケージ4万4000円/アクティブLEDヘッドライト7万7000円/運転席側ハンズフリーオートスライドドア5万5000円)


ディーラーオプション 34万8898円(オリジナル9インチナビゲーション22万8668円etc.)

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