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【毎日更新・人生最高の3台(松田秀士編)】第3位:マツダCX-8(ディーゼル4WD)/第2位:日産GT-R(2017モデル)/第1位:トヨタ・マークX"GRMN"


これまでの人生において、所有したり試乗したりした国産車の中からベスト3を業界人に選んでいただく本企画。松田秀士さんが選んだベスト1は、ガズーレーシングが開発を手掛けたトヨタ・マークX"GRMN"。インディ500で8位入賞の経験を持つ腕っこきの松田さんが太鼓判を押すほどの、優れたハンドリング性能の持ち主なのだ。




TEXT●松田秀士(MATSUDA Hideshi)

第3位:マツダCX-8 SKYACTIV-D 2.2・4WD(2017年-)

CX-8はコロナ前の冬、スキーシーズンに広報車をお借りしてベストなスキークルマとはなにか?というお題で趣味のスキーに行ってみた。




スキーに行くにはまず高速道路の生き帰りをストレスなく移動出来ること。この点、CX-8はADASのなかでも特にACC+LKAの機能がしっかりしているので疲れない。さらに室内静粛性が高い。スキー場に向かう上り坂で気持ちの良い加速。特に田舎の山道ではトラックに出くわすことも多く、上り坂での追い越し加速力が重要。この点ディーゼルエンジンは十分なトルクがある。




ボクは日帰りスキーが多いので、スキー場到着後は室内での着替えや休憩のスペース、使いやすさ、どちらもCX-8は点数が高いのだ。燃費、燃料代もリーズナブルでとても気に入っている。

第2位:日産GT-R 2017年モデル

GT-Rはもうね言わずもがな、日本が誇る素晴らしいスーパーカーです。速い!ことはもちろんだけれども、ドライブしていてスタビリティーがしっかりとドライバーに伝わってくるリアリティー。欧州の各種スーパーカーでもどこが限界点なのか、実際にその事象が起きないと把握できないモデルがほとんど。しかしGT-Rは限界値がじわじわと伝わってくるので、しっかりそなえることができ、なおかつコントロールもしやすい。




ボクのお気に入りは2017イヤーモデル。このモデルでスパ・フランコルシャンとアウトバーンを利用した試乗会に参加したけれども、素晴らしい安定性とパフォーマンスだった。欧州スーパースポーツみたいに前方以外の視界が最悪!ということもないし、間口の広いスーパースポーツです。値段以外は。

第1位:トヨタ・マークX"GRMN"(2019年-)

袖ヶ浦フォレストレースウェイとトヨタ・テクニカルセンター・シモヤマのテストコースで試乗。特にシモヤマはニュルを模したトリッキーなレイアウト。えっ! これBMW M3?と思わせるほど、ここで素晴らしいハンドリングを見せた。




サスペンションは硬すぎず、どちらかというとソフトな部類。特にリヤの動きが良く抜群のコーナーの脱出でトラクションを発生。ロールしても不安なくとにかく粘り腰。路面の凸凹にもストレートだけでなくコーナリング中もしっかりとタイヤがなぞり、グリップ力の減衰を感じさせない。リヤのグリップが高いとフロントの反応が緩慢になりがちだか、全くそんなことはなく、切り足しでも意図したとおりのゲインで操舵できる。




3.5L V6 6速MT、ディファレンシャルギヤ比がこれまでの4.083→3.615へとロングになっているが、マイチェン前のモデルはエンジン回転が回りすぎる傾向があったのでこれもちょうど良い。溶接のスポット増しでボディー剛性も高い。ベースとなるマークXからは驚くほど進化したFRだ。

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