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臨場感が段違い! カーAVメーカーがe-Sports業界に進出するって!? 【気になるCAR MONOを先回りチェック #1/東京オートサロン2020】


CAR MONO図鑑を担当するカーグッズライターの浜先秀彰が東京オートサロン2020の会場で「これは!?」と思うアイテムを興味津々に深堀り!




REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki) PHOTO●澤田和久(SAWADA Kazuhisa)

的確な操作を行うために“音”は欠かせない

耳元から臨場感あふれるサウンドが響く。

洗練されたボディデザインも魅力。

 老舗のカーAVブランド“クラリオン”を擁する「フォルシアクラリオン」のブースで見つけたのはドライビングシミュレーター。なぜこのようなものが?




 近づいてセットをよく見るとシートに装備されていたのはスピーカー。これはフォルシアクラリオンが参考出品したゲーミングチェア専用のスピーカーシステムなのだ。




 最新のレース系シミュレーションゲームではドライバー視点の迫力あふれる映像が目の前に展開され、ハンドルやペダル、シフトなどの操作系も利用できる。まさに本物さながら!といえるのだが……じつは音声についてはヘッドホンを通じて聞くことがほとんどだという。




 そこで生み出されたのがこのスピーカーで、プレーヤーは実際にクルマを運転しているような自然なイメージでクルマから発せられる音声が聞けるようになるという。もちろん耳を塞がれるストレスからも開放される。




 開発にあたってはe-Sportsのプロ選手にも実際に使用してもらって、その意見を反映。上級者になるとタイヤのスキール音を聞き分けながらステアリングやシフトの微妙な操作も行うとのことで、我々が思っている以上に「音」はプレイに対して重要な役割を果たしているのだ。




 また、レースゲームではなく格闘ゲームの場合には相手が技を繰り出す際に発するわずかな音を聞き取りながら次の動きを決めることもあるそうで、ゲームの種類によって音響チューニングを変更する機能が必要になるという。




 発売時期は未定というが、同社ではこれまでの自動車向けヘッドレストスピーカーの技術をフル活用して本気で開発を行っているとのこと。商品化を期待したい。

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