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どこに座るのが正解?|ケニー佐川の「楽テクBIKE塾」ライディングフォーム7つのポイント①


ライディングスクール講師として豊富な実績を持つケニー佐川が、楽に楽しく安全にバイクを操るためのコツを記事と動画で分かりやすくアドバイス!バイク初心者はもちろん、リターンライダーからベテランまで目からウロコの楽ネタ満載です。今回のテーマは「着座位置」について!




REPORT●ケニー佐川(SAGAWA Kentaro)


PHOTO●星野耕作(HOSHINO Kousaku)/山田俊輔(YAMADA Shunsuke)


VIDEO●倉田昌幸(KURATA Masayuki)

正しいフォームは上達の基本

 バイクライディングの基本と言えば乗車姿勢、ライディングフォームですよね。どんなスポーツでも最初に習うのが正しい姿勢やフォームだと思います。つまり、ライディングの上達に必要不可欠な土台になる部分なんですね。それだけ大事なことなので、最初にきっちりと身に付けていきましょう。

バイクを楽にスムーズに乗りこなすためにはリラックスしたフォームが大事。長距離を走るほどフォームによって疲労度も変わってくる。

タンクから拳1個分空ける

 ライディングフォームを7つのポイントに分けて解説しますが、最初にやっていただきたいのが着座位置を決めること。停めたバイクに跨ったらステップに立ち上がってスタンディングの姿勢をとってみてください。そこから真下に腰を下ろすイメージで座ったところが着座位置になります。もちろん、モデルによってステップ位置は異なるし、体格によっても着座位置は変わってきますが、だいたい目安と思ってください。ポイントは燃料タンクと自分との間に拳1個分ほどの隙間を空けること。体格にもよりますが5cm前後でしょうか。あまり前に座るとタンクに当たって乗り心地が悪くなりますし、後ろすぎてもハンドルが遠くなってしまいます。

ライダーの体格や選ぶモデルにもよるが、タンクから少し離れて座るのがポイント。だいたい拳1個分入るぐらいの隙間を空けるイメージだ。

左右にずれると真っすぐ走れない

 また、左右のバランスも大事で、常に車体のセンターに座っていることを確認してください。チェック方法としてはズボンやジャケットの縫い目がタンクキャップやステアリングステムと同一線上にあること。ありがちな悪い例としては、信号停止で左足を着いたときに着座位置も左にずれたまま発進、そのまま走行してしまう例。重心が左右どちらかにずれると真っすぐ走れなくなります。「発進するとき何故かふらつく」とか「走っていると右か左に寄っていく」などは、もしかしたら着座位置に問題があるのかもしれません。日頃からチェックしてみてくださいね。

着座位置が車体のセンターにあるかどうか常にチェックしよう。頭のてっぺんから背骨、腰、着座位置を経てタイヤの接地点までが一直線上に並ぶイメージだ。
無意識に着座位置が右か左にずれてたまま走っている人が意外にも多い。特にシートが高いモデルや小柄なライダーなどが、地面に左足を着くときに腰をずらして停車するクセがある人は要注意だ。


正しい着座位置の例。ハンドルとの間合いも丁度よくリラックスしたフォームに見える。

前乗りの悪い例。腕が縮こまっていて窮屈そう。上体が立っていかにも初心者っぽく見える。ニーグリップが甘いとなりがちだ。
後ろ乗りの悪い例。腕伸び切ってしまいハンドル操作がおぼつかず、背中が曲がって腰も痛めやすい。


車体センターにあるパーツを利用すると簡単にチェックできて便利。自分から見てジャケットのファスナーの延長線がタンクキャップのど真ん中と重なればオーケーだ。

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