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一粒で3度美味しい。ヤマハTénéré(テネレ)は「オフロード+アドベンチャー+ツーリング」を満たす贅沢モデルである。【東京モーターショー2019】


前モデル"XT660Z"から大きな進化を遂げたTénéré700。軽量に仕立てられた車体は、オフロード+アドベンチャー+ツーリングといった要素を備えているのだという。なにより搭載エンジンの魅力も大きく、絶対におもしろく満足度の高いバイクだと断言できる!


TEXT●大家伝(OYA Den)

ファンが待ち望んだビッグオフ

"T7プロトタイプ"としてお披露目されて以来、ファンの期待を一身に集め、昨年のミラノショー(EICMA2018)で市販モデルとして再デビューを飾ったのがテネレ700である。そんなテネレ700が、ついに国内でもお披露目となった。




 国内仕様の諸元はまだ非公開だが、海外モデルのものをそのまま参照するならば、なかなか魅力的な1台となっている。その一つが車重である。このテネレ700は、軽量さを武器にしたアドベンチャーツアラーのニューカマーであり、前モデルのXT660Z(単気筒)から、2気筒でありながら10kgもの軽量化を実現している点が素晴らしい。そもそもアドベンチャーツアラーの主軸は1200cc級であり、250kgくらいの重量マシンがほとんどだ。その中で700ccクラス/204kgというのは、オフロード走行において利点しかないと言えるだろう。




 また心臓部には270度クランクの水冷4ストローク直列2気筒DOHC4バルブというパッケージの、MT-07のために開発された“CP2”エンジンを搭載している点も見逃せない。小耳に挟んだところでは、吸排気系をチューニングしてスロットルレスポンスのよさとリニアなトルク特性を追求しているようである。




 こうしたオフロード走行を存分に楽しめる仕掛けが山盛りのテネレ700だが、30~55歳くらいのアドベンチャーラリーなどを経験した層を主なターゲットとしているそう。欧州では既に受注を開始しているが、日本では来年の夏以降の販売を予定ということだ。

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