茨城県警のホームページを見ていたら、「キッズコーナー」に「かべがみ」という項目が! お堅い警察にしては珍しいなとクリックしてみたら、なんと、三菱GTOのパトカーを発見! しかもレーダーパトカー仕様というオマケ付きだ!

純正のメッキホイールの隙間から赤い大径ブレーキキャリパーが覗く。
ルーフ上にレーダ式速度測定装置を装着。


茨木県警のホームページ内のキッズコーナーにある「かべがみ」ページからは、GTOパトだけじゃなく、ヘリコプターや白バイなどの「壁紙」もダウンロードできるのだ。茨木県警:https://www.pref.ibaraki.jp/kenkei/index.html

2018年、栃木県警に配備されたR35GT-Rパトカー。その車両代は、寄付金によって賄われたとか。

 三菱GTOといえば、1990年に三菱自動車から発売されたGTカー。大柄な2ドアクーペボディに3ℓDOHCツインターボエンジンを搭載し280ps(自主規制値。実際は300ps以上)を発揮、北米等にも「ミツビシ3000GT」という名称で輸出されている。当初はリトラクタブルヘッドライトを採用していたが、1993年から4灯固定式プロジェクタータイプに変更されている。つまり、このレーパトは1993年以降のモデルというわけだ。



 このGTOパトカー、実は茨城県警だけではなく、警視庁、宮城県警、新潟県警、愛知県警、滋賀県警、奈良県警、広島県警などにも配備されている。通常、個々の都道府県警がこの手の贅沢ともいえるハイパフォーマンスカーをパトカーとして導入する場合は、当然、公費(税金)で購入するのではなく、栃木県警の35GT-RやNSX、神奈川県警のフェアレディZNISMO等のようにメーカーからの寄贈や地域の諸団体、有志の寄付により配備されるケースが多いが、なんと、GTOに関しては公費(国費)で配備されたという。その理由は、1980年から90年代当時、市販車の性能が飛躍的に上がり、従来のパトカーでは性能が追い付かなかったため、警察庁が積極的に高性能車の導入を推進していたからだ。が、最近は、パトカーの性能も上がりクラウンでも十分、対処できるため、高額な高性能車を国費で調達する必要性がなくなっているとか。まさに「古き良き時代の」遺物と言えそうだ。



 ちなみに、茨木県警に聞いてみたところ、このGTOレーダーパトカーは、残念ながら勇退してしまったらしい。ぜひ1度、その勇姿(?)を見てみたかったものだ。 

情報提供元:MotorFan
記事名:「 25年前、各都道府県に配備された高性能&高額なミツビシGTOのパトカーが、なんと、寄贈じゃなく税金で調達された理由、とは!?