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日産がついに手放し自動運転を実現する! 今秋、まずは新型スカイラインから


日産は、高速道路の複数車線をナビゲーションシステムと連動して、設定したルートを走行中にハンズオフ(手放し)が可能となる世界初の運転支援システム「プロパイロット2.0」を発表した。これは「3D高精細地図データ」「360度センシング」「インテリジェントインターフェース」という3つのキーテクノロジーを統合することで、「同一車線内ハンズオフ機能」と「ナビ連動ルート走行」を実現した世界初の技術だ。

ダッシュボード上のドライバーモニターカメラが、ドライバーが前方を注視しているか(居眠りやよそ見をしていないか)?を監視する。

「プロパイロット2.0」は車両に搭載した7個のカメラ、5個のレーダー、12個のソナー、GPS、3D高精細地図データ(HDマップ)を組み合わせて使用することで、車両の周囲360度の情報と、道路上の正確な位置を把握することで、熟練ドライバーが運転しているかのような滑らかな走行を実現する。




 併せて、高速道路上で周囲の車両の複雑な動きをリアルタイムで把握し、周囲の状況はメーター内のディスプレーに乗用車、トラック、オートバイを区別したグラフィックで表示も行い、直感的に周囲の状況を把握する補助も行う。




 この「プロパイロット2.0」はナビゲーションシステムで目的地を設定し、高速道路の本線に合流するとナビ連動ルート走行が開始でき、追い越しや分岐なども含めてシステムがルート上にある高速道路の出口まで走行を支援する機能がトピック。




 さらに、ドライバーモニターカメラによりドライバーが前方を注視しているかを常に監視し、状況に応じて直ちにハンドル操作をできる状況において、ハンズオフ(手放し)が可能となる点が最大の注目点となる。



フロントレーダーとサイドレーダーx4、トライカムの3つのカメラとアラウンドヴューモニター用のカメラx4および12個のセンサーで自車の周囲360度をセンシングする。

 ハード面で特にキーとなるのは新開発されたトライカムと呼ばれる三眼カメラで、150度、54度、28度と3つの画角で前方の状況を幅広く把握できるようになった。




 ソフト面の注目ポイントは、日本の高速道路のすべてのレーンの区分線情報と速度標識、案内標識などの情報を含む3D高精細地図データで、これは高速道路の経緯上を㎝レベルの細かさでデータ化した3D高精細地図データを持ち、その精度はおよそ横方向で5㎝以内、前後方向1mという細かさだという。




 このおかげでカメラで見える範囲より先の曲率や購買などの道路形状を先読みでき、滑らかな速度制御が可能となっている。(地図情報は年に数回更新され、テレマティクスを通じて自動配信される。)

発表会では新たに日産自動車の副社長に就任した中畔邦雄氏(右)と前述の飯島氏(左)が「プロパイロット2.0」を解説。

 この「プロパイロット2.0」は今秋日本で発売される新型スカイラインに、世界に先駆けて搭載、発売される予定だ。

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