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ホンダ絶版車オーナーに朗報!「CB750F」純正部品23点の再販スタート!! 


ホンダが旧いバイクの純正部品を少しずつ再販し始めています。昨夏、「CB750FOUR」と「NSR250R」で一部スタートし、今回新たに「CB750F」のパーツ(23点)も再供給を開始。狙いは“二輪車文化の構築”、旧車を大事にしてきたオーナーには嬉しいニュースです。




REPORT&PHOTO●青木タカオ(AOKI Takao)



CB750F乗りはこのチャンスを見逃せない!!

 CB750Fユーザーに、いやホンダ旧車ファンに朗報です!! 2017年7月に「CB750FOUR」や「NSR250R」の絶版パーツをユーザーらの要望に応えて一部再販したホンダですが、今度は「CB750F」用23点の純正部品も再生産することが決定しました。コネクティングロッドボルトやプライマリーチェーン、カムチェーン、ジェットニードルセットなど、二輪車正規取扱店を通して購入することができます。




 ホンダは2月25日(月)、青山本社(東京都港区)にて「Honda 二輪車旧型モデル部品再供給施策 説明会」を報道向けに開き、旧型モデルの部品供給強化施策継続、そして「CB750F」の部品再生産を発表し、4月頃から順次販売を開始することを明らかにしました。



本田技研工業株式会社 日本本部 部品課 国内業務課の麻生真二 課長とホンダCB750F。

「長年、ホンダの二輪車を愛してくださり、文化を築き上げてくださったお客様に対して恩返ししたいと考えまして、特定の機種ではございますが、純正部品を再販売したいと考えました」




 そう言うのは、本田技研工業株式会社 日本本部 部品課 国内業務課の麻生真二 課長。「お客様が引き続きオートバイライフを楽しんでくださり、また次の世代に継承されることの手助けになればと思っています」と、話してくれました。ホンダのバイクに「長く安心して乗ってもらいたい」という想いがあり、狙うのは“二輪車文化の構築”です。



「ホンダユーザーが羨ましい」という好評も受け継続

本田技研工業株式会社 日本本部 部品課 国内業務課の大久保尚紀 主任。

 本田技研工業株式会社 日本本部 部品課 国内業務課の大久保尚紀 主任によると、昨年7月に「CB750FOUR」と「NSR250R」の絶版パーツを再版したところ「大切に乗ってきたオーナーに対して嬉しいニュース」「(他社のユーザーから)ホンダユーザーが羨ましい」といったポジティブな意見が寄せられたそうです。




 一方で「展開機種が少ない」「受注期間が限られていたためオーダーができなかった」という声も聞かれたと言います。また販売店からは「NSR250RやCB750FOURは認知度も高く、良い設定だと思う」「必要性はわかるが、将来の分までは今は買わない」という反響があったと、教えてくれました。



CBシリーズのブランド向上のためにも

 今回、新規対象モデルとなった「CB750F」は、1万2000台近くがまだ登録車として生き残り、純正パーツ再販の要望が特に強かったモデル。現在の純正部品販売状況は、車両1台分を100%とすると41%が販売中で、59%が絶版とのことです。




 そのなかで、「走るために必要」「商品性が高い」「市販品で代替がない」「問い合わせが多い」といった項目を踏まえ選定をおこない、部品の再生産を検討。今回、リーズナブルな価格設定で23点の再生産へと漕ぎ付けたのでした。




再販パーツは以下の23点です。




■コネクティングロッドボルト[全年式]


■プライマリーチェーン[全年式]


■カムチェーンA[全年式]


■カムチェーンB[全年式]


■バルブアウタースプリング[全年式]


■バルブインナースプリング[全年式]


■ジェットニードルセット[FZ&FA][FB&FC]


■ニードルジェットホルダー[全年式]


■スロットルケーブルCOMP.A[FB&FC]


■スロットルケーブルCOMP.B[FB&FC]


■チョークケーブルCOMP[FZ&FA][FB&FC]


■クラッチプレートCOMP.B[全年式]


■メーターロアーカバー[全年式]


■スピードメーターケーブルASSY.[FC]


■ケーブルアジャスティングボルト[全年式]


■ヘッドライトケース[全年式 ※インテグラ不可]


■サイドカバーマークTYPE1[FC]


■サイドカバーマークTYPE2[FC]


■12mmアクスルナット[全年式]


■フィキシングナット[全年式]



CB750FOURはピストンなど重要部品を継続販売

 また、「CB750FOUR」では34%が販売中で66%が販売終了。再販を継続する部品は、ピストン(STD)、バルブロッカーアームB、ドライブスプロケット、ファイナルドリブンスプロケット、フューエルタンクエンブレムの7点。カムチェーンテンショナー、フューエルコックASSY、コンタクトブレーカーASSY、ポイントカバーCOMP、イグニッションコイルASSY、ワイヤーハーネス、ウインカーホーンスイッチASSY、ホーンASSY、フロントフェンダーCOMP、リヤーフェンダーAは販売中、二輪車正規取扱店に要問い合わせです。



NSR250Rはキャブパーツ類やクランクも入手可能

「NSR250R」では販売中18%、終了82%という状況。オイルポンプケーブル、フロートセット、ジェットニードルセット、ジェットニードルCOMP、スクリューセット、スターターバルブセット、ニードルジェットホルダー、キャブレターインシュレーター、エレメントセッティングプレート、スロットルケーブルCOMP、チョークケーブルCOMP、クラッチアウター、クラッチスプリングなど専用設計で替えの利かないものが再販されています。劣化や破損したとき修理が難しい樹脂部品は、再販の要望が特に強かったといいます。



並大抵のことではない、純正部品の再供給

本田技研工業株式会社 日本本部 部品課 国内業務課の山内渉 主任(写真左)。

 本田技研工業株式会社 日本本部 部品課 国内業務課の山内渉主任は、一連の旧型モデル部品再供給施策について「お客様に喜んで欲しいというもので、事業という部分は度外視しています」という。




 その言葉に嘘はありません。たとえば、部品を製造するにあたって金型が必要となってきますが、それを保守保管するだけでも手間やコスト、場所、さらには資産として税金もかかってしまうもので、今回の絶版パーツ再供給はそうした数多くの難問を乗り越えてのものです。




 新車を売るだけでなく、旧いバイクに乗り続けているオーナーに対してもバックアップを続けるというホンダの強い姿勢を感じずにはいられません。




レポーター:青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。モトクロスレース活動や多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディア等で執筆中。バイク関連著書もある。

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