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希少車も集まるベスパ&ランブレッタRUN! 今年も大盛況!


ベスパ乗りにとって毎秋のお楽しみとなっているベスパ&ランブレッタRUNが今年も開催された。参加車の中には希少車もチラホラと目に付く。そこでイベントレポートにプラスして、そんな希少車に乗るオーナーさんにお話をうかがってみたぞ!




日程:2018年11月23日/場所:天王洲~汐留/主催:ベスパクラブ東京(http://www.vespaclubtokyo.com/)


REPORT●大家伝(OYA Den)

なんだか里帰りしたみたいにベスパも嬉しそう!?

イタリア製ヒストリックモデルがズラリと勢ぞろいするゴール地点。この周囲を、ベスパを始めとするイタリアンスクーターがパレードRUNするというコラボ企画が今年も実現!

 11月23日(金/祭)、今年も例年通りに「ベスパ&ランブレッタRUN」が開催された。絶好のRUN日和だったものの、今回はRUNを短めに設定。というのも、オリンピック関連工事の影響でいつもの集合地点が使えないため。そこでいつもなら昼休憩地点となる天王洲に集合し、ゴール地点となる汐留イタリア街を目指すハーフルート設定が今年の特徴。ただし近年のお約束パターンとなっている、ヒストリックカー・ラリーイベントとのコラボは今年も行うというので参加者たちのテンションは変わらないようす。それではここから当日のレポートをお届けする。

なんと81歳という大先輩・早瀬賢さんも、新車購入から40年以上乗り続けている150スプリントヴェローチェで参加。

 例年だと昼休憩で立ち寄る天王洲が今回の集合ポイント。天気もまさに秋晴れといった穏やかさで、この日のRUNを待ちわびた参加者たちの気持ちを後押ししているよう。


この日集まった参加車はベスパだけで35台、他車種まで含めて45台ほど。タンデムも目にしたので、参加者数となると60人近いのではないだろうか?




 なおピアッジオグループジャパン(ベスパの輸入販売元)のネリ・ミクラウス社長も現行型ベスパで登場。参加者へのお土産用にステッカーを提供し、RUNにも参加していた。




 天王洲で集合写真を撮影後、一行は汐留イタリア街を目指して走り出す。汐留イタリア街ではヒストリックカー・ラリーイベントの「COPPA DI TOKYO」参加車両が続々とゴールしている。なぜ4輪系イベントとゴール地点を共有しているのか?


 その理由は「ベスパ&ランブレッタRUN」と「COPPA DI TOKYO」がコラボしているからなのだが、ベスパなどのスクーターがヒストリックカーのゴールを祝福するかのように会場の周囲をパレードRUNするため。




 いざスクーター組が汐留イタリア街に現れると、一行の到着を労うように観客らが大きな歓声で迎えていた。そして次の瞬間には、目の前をゆっくり流すように走るスクーターをカメラやスマホで激写。とくにベスパはかわいらしさで人気者のよう。会場中が笑顔でパレードRUNを楽しんでいたのが印象的だった。




 当の参加者たちにとってもイタリア街の石畳路面は彼の地ローマを思わせるし、ヒストリックカーの中にはイタリア車も多い。汐留イタリア街の景観もあいまって、里帰り気分でRUNを楽しんでいるようだった。

記念撮影から「ベスパ&ランブレッタRUN」がスタート。汐留イタリア街での反響に参加者からは笑みが溢れる。パレードRUNでは石畳路面とイタリアっぽい景観で、インスタ映えを狙った観客たちも大興奮。

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