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【新生アルピーヌA110】ついに日本上陸! 価格は790万円!『ALPINE A110』


新生アルピーヌA110がついに日本に上陸を果たした。


ひとまずは「プルミエール・エディション」と名付けられた初回限定モデルという形で、


50台の限定販売となる。購入希望者が多数の場合は抽選でその権利を割り当てる。


価格は790万円で、全国のアルピーヌ正規ディーラーにて販売される。

完売必至の戦略的プライス!

 2017年のジュネーブ・モーターショーで市販型がベールを脱いだアルピーヌA110が、ついに日本にやってきた。ひとまず50台の限定販売という形で、購入希望者が多数の場合は抽選のうえで権利を割り当てるという。




 注目されていた価格は、なんと790万円という戦略的なもので、直接のライバルと目されていたアルファロメオ4Cの849万円を大きく下回る。




 全長4205mm、全幅1800mmというボディサイズは昨今のスーパースポーツとしてはかなりコンパクトなもので、メガーヌR.S.よりも小さい。

コンパクト化と軽量化を徹底的に追求

 では、新型アルピーヌA110の中身を具体的に見ていこう。




 プラットフォームとボディはアルミニウム製で、リベットと接着と溶接により接合され、強固かつ軽量な構造を持っている。さらにサスペンションもアルミニウム製で、1脚わずか13.1㎏のサベルト製スポーツシート、世界初のパーキングブレーキアクチュエーターが内蔵されたリヤブレーキキャリパー(通常のリヤキャリパーに対し2.5㎏ほど軽量)などを採用している。その結果、A110プルミエール・エディションはわずか1110㎏という軽さを実現した。




 全長4205㎜、全幅1800㎜、全高1250㎜と非常にコンパクトなボディの前後重量配分はフロント44%、リヤ56%で、ミッドシップスポーツクーペとしては理想的な配分を実現。加えて低い重心高が敏捷性にも寄与していると期待できる。

パワーウエイトレシオは4.4kg/ps

 ミッドに搭載されるエンジンはルノー・日産アライアンスが開発した新しい1.8L直噴4気筒ターボだ。アルピーヌはルノー・スポールとともにこのエンジンのエアインテーク、ターボチャージャー、エキゾーストシステム、エンジン制御系に手を加え、アルピーヌ専用の仕様に仕立て上げたという。




 252ps(185kW)/6000rpmの最高出力と、320Nm(32.6㎏/2000rpm)の最大トルクを発揮し、車両重量が1110㎏と軽量なため、パワーウェイトレシオは4.4㎏/psとなる。




 組み合わされるトランスミッションはギヤ比を最適化したゲトラグ製の電子制御湿式7速DCTで、言うまでもなくマニュアルモードを備え、ステアリングポストに装備されたアルミパドルで素早いマニュアル変速が可能となる。




 今やスーパースポーツには常識の装備となった電子制御による走行モード切り替えは、ノーマル、スポーツ、トラックの3種類を用意し、スロットルレスポンス、ステアリングのアシスト、ギアシフトスピード、ESCの設定、フルカラーTFTメーターの表示が切り替わる。また、ローンチコントロール機能も備わる。




 エアロダイナミクスも徹底的に追求され、完全なフラットアンダーボディと、後部バンパーの下に設けられた機能的なディフューザーにより、低ドラッグ(空気抵抗)と大きなダウンフォースを得ているという。無粋なリヤスポイラーを装着することなく、優れた空力を得ており、リミッターが作動する250㎞/hまで、常に安定した走りを堪能出来るとのことだ。




 ちなみにフラットアンダーボディが発生するダウンフォース値は190㎏(250㎞/h時)、リヤディフューザーが発生するダウンフォース値は85㎏(250㎞/h時)とアナウンスされている。

生産は伝統のディエップ工場

 A110はフランスのギヤンクールにあるグループ・ルノーのテクノセンターと、レズリスにあるルノー・スポールのエンジニアリングセンターで開発され、フランス北部の港町、ディエップにあるアルピーヌ工場で製造される。この工場は歴史的にも精神的にもアルピーヌを象徴する場所として知られている。




 ディエップ工場は、1969年にアルピーヌの創始者であるジャン・レデレによって建設された。それ以降、すべてのアルピーヌモデルはこの工場で生産されている。1990年代にアルピーヌの生産を休止した後は、ルノー・スポールモデルや、ルーテシアV6、エスパスなどの少量生産モデルを生産し、現在はルーテシR.S.を生産している。加えて、フォーミュラ・ルノー2.0といった、多くのカスタマー向けレーシングカーの組み立ても行っている。

 ライトウェイトスポーツの代名詞でもあるロータスが、ここ2年、本国イギリスをも上回り日本が世界ナンバーワンのセールスを記録し続けていることを考えれば、日本の好事家がなによりこのカテゴリーの魅力的なモデルに飢えていることは明白で、このA110が即完売となってしまうことは容易に想像が出来るだろう。




 限定50台のA110プルミエール・エディションは、全国のアルピーヌ正規販売店にて販売される。購入権は抽選で決められるとのことだが、晴れてA110のオーナーになるためには、かなりの幸運が必要となるだろう。





■アルピーヌA110 プルミエール・エディション


全長:4205mm


全幅:1800mm


全高:1250mm


ホイールベース:2420mm


トレッド:F 1555mm R 1550mm


車両重量:1110kg


定員:2名


最小回転半径:5.8m


JC08モード:14.1km/L


エンジン形式:直列4気筒DOHCターボチャージャー


総排気量:1798cc


内径 x 行程:79.7×90.1mm


圧縮比:8.9


燃料供給装置:電子制御式マルチポイントインジェクション


最高出力 185kW(252ps)/6000rpm


最大トルク:320Nm(32.6kgm)/2000rpm


使用燃料/燃料タンク容量:無鉛プレミアム/45L


駆動方式:MR


トランスミッション:7速DCT


変速比:1速 3.615


    2速 2.368


    3速 1.515


    4速 1.156


    5速 0.926


    6速 0.843


    7速 0.707


    後退 3.246


最終減速比:3.789(1、2、6、7速、後退)、4.235(3、4、5速)


懸架方式 :F ダブルウィッシュボーン/コイル


      R ダブルウィッシュボーン/コイル


ブレーキ :ベンチレーテッドディスク


タイヤ:F 205/40ZR18 R 235/40ZR18


ホイール:F 7.5J×18 R 8.5J×18

「ルノー・カングー20周年のすべて」7月5日(木)発売!

今年で生誕20周年を迎えたルノー・カングーを徹底解剖する一冊。日本とフランスで徹底的に走り込んだ試乗レポートや、フランス郵政公社「ラ・ポスト」の本物の配達人へのインタビュー、そしてこれまで日本で販売されたカングーを限定車も含めてすべて紹介するなど、カングー好きの知識欲を満足させる盛りだくさんの内容になっています。




発売:7月5日(木)


定価:907円+税

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