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古いクルマはパワーステアリングがない!?


ハンドルが重いなんて今のクルマでは考えられないことですが、昔のクルマはハンドルが重かった。若者にはハンドルが”重い”と言うこと自体が理解出来ないかもしれませんが、昔は動力シリンダーのピストンに油圧ポンプ(電動も有り)を使ってハンドル操作をアシストする「パワーステアリング」が装着されていない車種があったりしました。走り出せばそうでもないのですが、車庫入れ時の据え切りなどハンドルが重いと苦労することがあり、パワステ未装着車は敬遠されることもしばしば……。

こちらはハコスカセダンに軽自動車用の電動パワステを流用したもの。このようにステアリングシャフトに電動モーターが付き、アシストしてくれる。車庫入れのハンドル操作が飛躍的に軽くなるし、流用実績も多いから耐久性も問題ない

エンジンのクランクプーリーに取り付けられるベルトによる駆動で、ポンプを回して油圧を発生させ、操作をアシストするパワーステアリングは、70年代後半程度から多くの車両に取り付けられてきた。構造はちょっと複雑で部品点数も多いけれど、ドライバーにとって必要不可欠な装備となりあって当たり前のものとなる。




しかし、旧車と呼ばれるクルマやその当時のスポーツモデルには付いているものが少ない。何故付いていなかったのかというと軽量化の理由、当時はまだ発展途上だったので、操作に違和感があったりなど様々な理由だと思うけど今となればそれも新鮮だし、クルマを操っている感も満載だけど、人によってパワステが必要と思う人もいる。「旧車は欲しいけど、パワステがないからなぁ〜」と……。




もし、付いていない車両にパワステを付けるとなったら、歴史の長いベルト駆動の油圧パワステは機構が複雑で、ステアリングラックごと変えないといけないし、配管などの取り回しも大変。しかし、近年採用車種が増えている「電動パワステ」は流用出来ちゃったりするのです♪




電動パワステにも色々種類があるけど、ターゲットは「ステアリングシャフトにモーターが付いているタイプ」の電動パワステ。良く流用されるのは軽自動車で、ステアリングシャフトを毎交換することによってパワステ化が可能。何台も流用実績があるから、確かなショップに頼めば耐久性も問題ない。




実際走ってみるとその効果はまさにパワステ!!ハンドルが軽くなります!!電動パワステ流用黎明期は軽すぎたりして違和感があったけど、イマドキ流用されるものはその違和感も軽減されている。コレで旧車を購入出来る理由がまたひとつ増えたね!!

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