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静か&低燃費、加速も良好のジェントル仕様! ホンダ・PCX【スクーター試乗レポ】


14インチの足周りとちょいワイドなボディサイズは、デビュー当時こそ大きいと感じたけれど、今やこれが「窮屈すぎないジャスト感」と定着。搭載され125ccの水冷エンジンも、速い、静か、燃費が良いと評判です。

ホンダ・PCX

32万9400円※ツートーンは34万200円

■■実力分析結果■■


・加速力……………………………7Point


・最高速……………………………8Point


・実用性……………………………8Point


・コストパフォーマンス……7Point

滑らかで軽快な走りが光るスキ無しのオールラウンダー

PCXは優れた走行性能、燃費の良さ、コスパの高さなどトータルバランスに秀でた125㏄スクーターを代表する一台。




2014年にフルモデルチェンジし、全灯火器にLEDを採用しつつ外観もアップグレード。水冷eSPエンジンを一部改良しつつ駆動系のVベルトをダブルコグベルトに変更することでスリップ率を低減し、その結果低中速トルクと燃費性能を向上させた。


また、燃料タンク容量が5・9ℓから8ℓへと増量されて巡航能力が高められているのもポイントだ。




さてPCXと言えばシルキーな加速感が持ち味。


出力特性が穏やかなので体感的な速さはないが、その気になれば100km/hオーバーまで簡単に持っていくことができる。足周りは前後14インチの大径で悪路に強く、サスペンションもストロークが豊富で、ややフワフワしいるものの乗り心地は損ねていない。




河川敷やちょっとしたダートなら普通に走れてしまう。扱いやすいコンビブレーキはストレスなく走れるうえに疲れにくいという副次的メリットも。それでいてタイヤが細く、ハンドルもよく切れるため、ボディサイズの割には小回りが利く。




このような特性からスピードレンジが高い幹線道路から住宅街などの裏道まで対応し、その燃費の良さからランニングコストもかからない。最初に述べた通り、この機能面でのスキの無さこそがPCXの強みである。(佐川健太郎)



佐川健太郎>>>


バイクジャーナリスト、「ライディングアカデミー東京」校長、日本交通心理学会員などいくつもの顔を持つ。愛称はケニー佐川。

前後14インチホイールを採用。φ220㎜ディスクと3ポットキャリパー、前後連動ブレーキは優れた制動力を発揮。
センターパネルは指針式の速度計と燃料計、時計、平均燃費を表示。バイザーによって見やすいのもマル。


バーハンドル仕様でハンドル交換も容易。ハンドル幅は約730㎜で車格の割にそこまで広くはない。
フロントの収納部には12Vソケットを備えており、スマホやナビといったガジェット類の充電に役立つ。


燃料タンク容量がクラス随一の8ℓを誇り、優れた燃費性も相まって航続距離はピカイチ。
全灯火類がLED化されており、非常に明るい。リヤスポイラーには加工不要でトップケースが装着可能。


後藤 武‘S IMPRESSION

ストレスフリーで乗れる


「パワーはソコソコだけれど滑らかな回り方は非常に気持ちがいい。また、軽快なハンドリングもトップクラス。エンジンのフィーリングと操安性が光り、ストレス感は皆無。125ccとは思えない高級感のある仕上がりだし、よくまとまっている」

後藤 武>>>


オートバイ誌クラブマン元編集長。顔に似合わず繊細な感覚の持ち主で、各車の違いを読み取る。

Specifications


■全長×全幅×全高 1930×740×1100㎜ ■シート高 760㎜


■車両重量 130㎏(装) ■総排気量 124㏄


■エンジン種類 水冷4ストOHC


■最高出力 12ps(8.6kW)/8500rpm


■最大トルク 1.2㎏m(12N・m)/5000rpm


■燃費50.6㎞/ℓ ■燃料タンク容量 8ℓ


■ブレーキ (前)ディスク(後)ドラム


■タイヤサイズ (前)90/90-14(後)100/90-14 SPEC




2017-2018年 最新スクーターのすべて

モトチャンプ監修


大量試乗コメント付きスクーターバイヤーズガイド の 2017-2018年版。


スクーターを狙っている人必見の参考書!


「使い勝手リアル解剖」と称して、収納スペースの比較や燃費テスト、GPSロガーを用いた加速性能テストなど雑誌ならではの企画が目白押しです。

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