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桜の散り際に訪れる別れ。20年以上ともに歩いた日産クルーを手放した理由は「製廃部品」にあった


以前、23年間にわたって活躍してきた鈴木家の自家用車でもあり、筆者にとって亡父の遺品であった平成8年型日産クルーGXサルーンタイプGがABSアクチュエーターの経年劣化によるフルード漏れで継続車検が受けられない危機にあるということについて書きました。


そして先日、結局補修部が入手できず、買い替えという苦渋の決断に至りました。


八方手を尽くしたものの代替部品の入手は叶わず



まず、メーカーからの新品部品の供給が打ち切り、いわゆる製造廃止・製廃が発覚し部品の入手方法で思いついた方法が


・今付いているアクチュエーターを修理する

・入手可能な他車種の部品を流用

・解体業者、リサイクル部品業者から同型車の使用可能な中古部品を探す


まずアクチュエーターの修理ですが、ネットで「ABSアクチュエーター オーバーホール」検索するといくつか、ABSアクチュエーターの修理を請け負っている業者の情報がヒットしたのですが、修理可能なのはABSアクチュエーターの制御ユニット部分であり、フルード漏れといった機械本体の故障には対応できないとのこと。


基本的にアクチュエーター本体は1体物同然であり、中の部品は修理を想定して設計されていないとのこと。ごく稀にOリングのゴム部品が汎用品で同じサイズがあり交換して直したケースもあるようですが、部品の性質上安全性の面で好ましくないようです。


また入手可能な他車種の部品流用ですが、クルーを複数台「コレクション」している友人に聞いたところ、日産のFR車の既存コンポーネンツの流用で作ったクルマというイメージとは逆に、意外やクルーのABSユニットは専用設計でしかも初期型用と後期型用があり、同系統の日産車のABSとは互換性がないそう。とはいえ、ダメ元でR31ハウスのジャンクヤードにある膨大な80~90年代の日産のFR車のABSを見てまわってみました。しかしどれも形状が違い、一見互換性が高そうなY31セドリック・グロリアもまったく違うABSアクチュエーターがついていました。


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