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ドイツの都市部の風景にもはや欠かせない存在となった「スマート・フォーツー」。ドイツで支持される理由は?


ドイツの街中では頻繁に見かけるのに、日本ではあまり見かけないクルマ。日本の道路で多くのドイツ車を見かけるようになった今でも、コンセプト自体がなかなか受け入れられないかもしれない…。そんな風に感じてしまうクルマのひとつが、スマート・フォーツーです。


ミニバンとSUVが全盛の日本では、完全な2シーターというコンセプトが浸透せず、同じスマートの4シーターであるフォーフォーの方が受け入れられている状況ですが、ドイツにおいて街中で見かけるスマートはほとんどがフォーツーです。この違いはどこからくるのでしょうか?


小さいことはいいことだ



フォーツーがドイツで受け入れられている理由その1。ドイツの都市部では路上駐車もしくはパーキングチケットが基本なので、駐車スペースが慢性的に不足している、という点が挙げられます。こんな時こそ、全長3メートル足らずのスマート・フォーツーの出番です。


初代モデルでは全長わずか2,500mm、現行型でも2,695mmしかないフォーツーは、道路に対して直角に停車することができます。歩道側の道路の幅は2,500mmなので、現行型では少しはみ出してしまうのですが、歩道に少し乗り上げるなどして、あまり現地の人々は気にしていない様子。とはいえ、このスマートの「直角駐車」が合法か否かは、たびたびドイツ、そして周辺国では議論の的となっているようで、実際にオーストリアではこの駐車方法は禁じられています。


そもそも、ドイツには日本の車庫証明にあたる決まりそのものが存在しません。また、都市の中心部では駐車許可証がないと停められないエリアが存在する場合もありますが、そうした場合、その許可証は近隣の住民に発行されます。近所の住民は近くの路上に停めてね、というわけです。日本のようにコインパーキングがそこら中にある、という状況とはかけ離れているので、都市部でクルマを日常的に使う人にとって「駐車スペースを探すことなく、停めたい時に停められる」という「性能」は、フォーツー以外の他のクルマでは代用がきかない、ということなのでしょう。


安い、けれども安全



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