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ゴルフで怪我をしやすい部分やシチュエーション・対策方法を解説


ゴルフは走ったり飛んだりというハードなスポーツではないため、怪我をするというイメージがない方もいるかもしれません。しかしゴルフをしていて怪我をしてしまう人は少なくありません。
今回は、ゴルフでよくある怪我の種類や原因、ゴルフで怪我をしやすい部分や応急処置、怪我の予防方法を解説します。怪我の原因や予防方法を知り、怪我をしないようにゴルフを楽しみましょう。


ゴルフでよくある怪我の種類や場面

ゴルフでしてしまう怪我にもいろいろな種類があります。まずはどんな怪我が多いのか、そしてどんなシチュエーションでしてしまうのかを知っておきましょう。
■肩甲骨の炎症や首の痛み
ゴルフ初心者に多いのが肩甲骨の炎症や首の痛みです。怪我という意識はなくても、ゴルフを始めてから慢性的な肩こりに悩まされているという人も多くいます。肩甲骨の炎症や首の痛みが起きてしまうのは、ゴルフのスイングが原因です。ゴルフの正しいスイングが身についていればこの怪我は起きづらいのですが、無駄な力を入れてスイングをしてしまったり、安定したスイングができていなかったりすると怪我をしてしまいます。
■ぎっくり腰や椎間板ヘルニア
前傾姿勢で体をひねって行うゴルフでは、ぎっくり腰や椎間板ヘルニアを起こしてしまう人も多いです。スイング時に体が正しく使えていないと、背中や腰に大きな負担がかかってしまいます。背中や腰に痛みを感じている状態でそのまま練習やプレーを続けると、動けなくなってしまう人もいるでしょう。また肩や首の痛みをそのままにしておいたことが原因で、椎間板ヘルニアになってしまう人もいます。
■関節痛
親指・肘・手首などの関節痛もゴルファーに多い怪我です。ゴルフクラブでショットを打つ時、クラブを握って親指をシャフトに立てます。その状態でスイングするのですが、ボールを打つときの衝撃が親指に強くかかってしまうと、親指を痛めてしまうのです。
また、ゴルフ肘という言葉を聞いたことはないでしょうか?しっかりボールが当たった時は意外と衝撃はないのですが、ダフってしまった時は衝撃が強くなってしまいがちです。それを繰り返していると肘を痛めてしまったり、慢性的な痛みを感じることがあるのです。
インパクトで衝撃が加わるのは親指や肘だけではありません。手首にもかなりの衝撃が加わり、手首の炎症(腱鞘炎)を起こしてしまうことがあります。練習のしすぎや間違ったクラブの握り方が原因です。
■打撲
飛んできたボールに当たって打撲してしまう人も多いです。ショットでボールが曲がってしまって思わぬ方向からボールが飛んでくることはよくあることです。一緒にプレーしている人が打つ時にホール方向に立ったり、目を逸らしていたりすると危険です。
■骨折
飛んできたボールが当たってしまったり、歩いているときに滑ったり転んだりして骨折してしまうケースも少なくありません。骨折とまではいかなくても、骨にヒビが入ってしまうこともあります。スイングの時の衝撃で肋骨にヒビが入ってしまう人も多いです。


ゴルフで怪我をしやすい部分と応急処置

ゴルファーが怪我をしてしまう部位はある程度決まっています。怪我をしてしまいやすい主な部位と応急処置方法について解説しますので、万が一の時のために覚えておきましょう。
■ゴルフで怪我をしやすい部位
先ほど紹介したゴルフでよくある怪我とも重複しますが、ゴルフで怪我をしやすいのは肩・首・腰・背中・親指・手首・肘などです。またそれ以外にも膝や足首、肋骨なども怪我しやすい部位になります。ゴルフは全身を使ってする運動のため、意外にも全身を怪我してしまいやすいです。また一つの部位の痛みや違和感を放置したまま練習やプレーを続けた結果、他の部位を怪我してしまうこともあります。
■ゴルフで怪我をしてしまった時の応急処置
ゴルフ中に動けないほどの怪我をしてしまった時は無理せずにすぐにプレーを中断しましょう。周りの人に言い出せずに我慢してしまう人がいますが、状態がどんどん悪くなってしまうこともあります。怪我の種類にもよりますが、打撲や骨折の場合はテーピングで患部を固定します。患部が腫れている場合は、水でタオルを濡らして患部を冷やしましょう。その状態でできるだけ早くクラブハウスに戻り、スタッフに伝えて対応してもらってください。


ゴルフで怪我をしないための予防方法

ゴルフで怪我をしないためにしておきたい予防方法を紹介します。100%予防できるわけではありませんが、予防をしているとしていないとでは大違いです。日頃から心がけておきましょう。
■準備運動をする
どんなスポーツでもそうですが、体を動かす前には準備運動が欠かせません。特に怪我をしやすい関節はしっかり動かして体を温めておきましょう。
■踏みしめて歩く
ゴルフ場の芝は意外と滑りやすいです。転んでしまうと危ないので、歩くときは一歩ずつ踏みしめるように歩いてください。特に早朝や雨上がりのラウンドでは注意が必要です。
■日頃からストレッチの習慣をつける
身体に柔軟性がないと、スイングをしたときに負荷がかかりやすくなります。日頃からストレッチをする習慣をつけて、身体の柔軟性をアップさせておきましょう。


ゴルフに怪我はつきもの!できる予防は必ず行おう

息が上がるようなスポーツではありませんが、ゴルフで怪我してしまう人は多いです。大きな怪我になってしまうこともありますから、今回紹介した予防は必ず行いましょう。また飛んできたボールでの怪我もありうるので、ラウンド中は周囲にも気を配ってください。
ゴルフ場の天気が知りたいときは、天気予報専門メディア「tenki.jp」で公開している「全国のゴルフ場の天気」をチェックしてみましょう!

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