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激混み京都攻略法!通訳ガイドが教える秋の京都を100倍楽しむ5つのコツ


美しい京都の紅葉を上手に楽しむポイントを解説します!

京都は紅葉真っ盛り!美しい彩りが街全体をつつんでいます。そんな古都京都ですが、最近はオーバーツーリズム(観光客の過剰混雑)で人混みが深刻な問題となっています。「せっかく観光に来たのに人が多すぎて楽しめなかった!」なんてことがないように、京都在住の通訳案内士、フォトグラファーの筆者が、嵐山を例に上手な京都の巡り方を解説していきます!


1.早起きして24時間開放されている人気観光名所へいこう

紅葉ピークの激混み京都を攻略するには、早起きをするのがなによりも大切です。土日に京都を訪れる場合、可能であれば金曜日に前のりして朝早くから動けるようにスケジュールを組むことを強くおすすめします。というのも、有名な観光名所は10時には人混みで身動きが取れないくらいの混雑になるため、その前にいかに効率よく有名どころを巡れるかが肝になるからです。前日は夜更かしせずぐっすり眠り、朝早くに起床して7時には最初のスポットに到着できるような計画をたてるのが京都を攻略するポイントです。

上の写真は2018年11月中旬の休日に撮影した嵐山竹林の様子。時間帯は左側が7時ごろ、右側が8時30分ごろ。8時30分ごろにはすでに人が多くちょっと窮屈ですよね。10時以降になるとさらに人が押し寄せて身動きが取れない状況になります。さらに嵐山は東向き斜面の紅葉や、東から光が入る時間帯の竹林が美しいため、よい光を写真におさめるという観点からも朝一がおすすめです。

左:7時ごろ、右:8時30分ごろの嵐山竹林の様子、朝7時ごろ訪れるのがおすすめ

左:7時ごろ、右:8時30分ごろの嵐山竹林の様子、朝7時ごろ訪れるのがおすすめ


2.拝観時間の決まっている人気観光名所へ開門後すぐに訪れよう

24時間訪れることができる観光名所(嵐山エリアでは竹林と渡月橋)をおさえた次は、「拝観時間の決まっている人気名所」を訪れましょう。嵐山エリアでは、京都五山の第一位、世界遺産にもなっている天龍寺がおすすめです。天龍寺は2018年11月10日(土) ~ 12月2日(日) は早朝拝観を行っており、朝7時30分 から拝観料500円で美しいお庭を楽しむことができます。竹林を満喫した後は天龍寺の美しいお庭を楽しんでみてはいかがでしょうか?

※各施設の拝観料や入場時間は変更される場合があります。公式ウェブサイトなどで確認のうえご訪問ください。

嵐山と渡月橋も人気なのでおさえつつ、天龍寺を訪れるのがおすすめ

嵐山と渡月橋も人気なのでおさえつつ、天龍寺を訪れるのがおすすめ


3.お昼を早めに食べよう

お昼ご飯は混雑する前に早めに済ませましょう。場合によっては10時~11時頃にブランチとして食べるか、露店で京都らしい食べ物を楽しんでもいいかもしれません。個人的にはお豆腐、そば、京懐石はランチでリーズナブルに食べることができますので、気になるお店を調べてオープン後すぐに訪れるのがおすすめです。

渡月橋近くの嵐山よしむら、手打ちそばがおいしい

渡月橋近くの嵐山よしむら、手打ちそばがおいしい


4.ゆっくり穴場観光名所をまわろう

人気の観光名所を訪れた後は、ゆっくりと穴場スポットを巡りましょう。人混みを避けながら上手に京都の紅葉を楽しむことができれば、旅の満足度は100倍です。上の写真は「嵐山公園よこの桂川(かつらがわ)」の風景。やや奥まったところにあるので人も少なく、紅葉と川の組み合わせが美しい穴場です。そのほか、大河内山荘庭園(おおこうちさんそうていえん)、常寂光寺(じょうじゃっこうじ)、祇王寺(ぎおうじ)、化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)などは比較的人が少ない穴場観光名所なので、気になるところを訪れてみるとよいでしょう。

嵐山公園沿いの川岸は人が少なく紅葉と川の組み合わせが美しい穴場

嵐山公園沿いの川岸は人が少なく紅葉と川の組み合わせが美しい穴場


5.早めに帰って体を休め、次の日の観光に備えよう

最後のコツは「早めに帰って体を休め、次の日の観光に備える」こと。朝早くから観光名所をまわって写真を撮り続るとかなり疲れます。夜遅くまで散策やライトアップ拝観をするのももちろん楽しいのですが、旅行は数日単位ですることのほうが多いので、初日でぐったりして次の日の旅程に影響がでないようにゆっくり体を休めることも大切です。宿に早く帰ってその日の想い出を振り返りつつ、次の日の天気や気温をチェックしてしっかり備えましょう。

夕方の嵐山は逆光の柔らかい光が美しい

夕方の嵐山は逆光の柔らかい光が美しい


まとめ

1.早起きして24時間開放されている人気観光名所へいこう

2.拝観時間の決まっている人気観光名所へ開門後すぐに訪れよう

3.お昼を早めに食べよう

4.ゆっくり穴場観光名所をまわろう

5.早めに帰って体を休め、次の日の観光に備えよう

以上、激混み京都攻略するため5つのコツでした。混雑している京都ですが、みなさんが素敵な思い出を残せるお役に立てれば幸いです。

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