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梅雨の時期に欠かせない「傘」の意外と知らない歴史


梅雨に入り、ジメジメと暑い日が続くようになってきましたね。汗と湿気で肌ベタつく季節…。早く梅雨が終わってくれないかな~、なんて思っている方が多いのではないでしょうか。

そんな雨の日が続く季節に欠かせないものといえば、「傘」ですよね。みなさんは、実は傘は雨を防ぐため使われていたわけではなかったことを知っていますか?

今回は、梅雨のこの時期に欠かせない傘の歴史をご紹介します。


傘は権威の象徴?

今は雨具として使われることの多い傘ですが、およそ4000年の歴史を持つ傘は、当初は王侯貴族などの一部の階級の人々の権威を表すために使われていたそうです。その際に用いられていたのは、雨傘ではなく日傘。古代アッシリア時代の壁画には、権力者が日傘を持った従者を引き連れている姿が頻繁に登場します。また16世紀のイタリアでも、「日傘=権威の象徴」という考えを持っていたようで、王侯貴族の娘たちは結婚の際に嫁入り道具として日傘を持ち込んでいたそうです。

そんな傘が日本にやってきたのは、平安時代頃。中国から仏教や漢字などと一緒に伝わってきたとされています。西洋と同じように、当時の日本でも傘は権威の象徴とされていました。さらに、当時の貴族たちは傘を魔除けとしても使っていたようです。私たちが普段使っている傘が魔除けとして使われていたとは、驚きですよね。


人々の生活を彩る傘

位が高い人々の権威の象徴であった傘が一般の人々に広まり始めたのは、江戸時代に入ってからのこと。当時の生活を描いた浮世絵には、傘をさして歩く人々の姿が登場します。雨や陽射しを遮るために使われていたのはもちろんですが、ファッションや歌舞伎、茶道など、様々なところで使われていたようです。そこで使われていた傘の色や柄は様々。江戸の人々は多種多様な傘を使って、普段の生活を彩っていたんですね。

洋傘が主流となった現代も、日本では実に様々な傘が売られています。雨の日が続くこの時季に、お気に入りの傘を見つけてみてはいかがでしょうか。雨の日が楽しくなるかもしれませんよ。



<参考・参照サイト>

日本洋傘振興協議会

日吉屋

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