8日、札幌管区気象台は1か月予報を発表しました。向こう1か月は、南から暖かい空気が流れ込みやすいため、気温は平年より高い見込みです。一方、湿った空気も流れ込みやすいため、降水量は太平洋側とオホーツク海側で平年並みか多く、日照時間は太平洋側で少なく、オホーツク海側で平年並みか少ないでしょう。日本海側の降水量と日照時間は、ともにほぼ平年並みの見込みです。

(3月10日~3月16日)
10日(土)は天気が回復し、太平洋側を中心に晴れ間が広がるでしょう。11日(日)の日中は割合晴れますが、午後は南西部を中心に所々で雪が降る見込みです。12日(月)以降は天気の大きな崩れはなく、東部を中心に晴れる日が多いでしょう。気温は12日(月)にかけて平年並みか低めですが、13日(火)以降は平年より高くなり、4月頃の陽気となる日もありそうです。
(3月17日~3月23日)
低気圧と高気圧が交互に通過するでしょう。北海道の東で高気圧が強まりやすい予想となっており、高気圧が通過したあと、高気圧の周りを回って南から暖かく湿った空気が流れ込みやすくなります。日本海側では数日の周期で晴れたり、雨や雪が降ったりするでしょう。太平洋側とオホーツク海側も数日の周期で天気が変わりますが、平年よりも天気が崩れる日が多く、晴れる日が少ない見込みです。気温は平年より高く、雪解けは順調に進みそうです。
(3月24日~4月6日)
引き続き、高気圧と低気圧が交互に通過するため、各地とも数日の周期で天気が変わる見込みです。太平洋側やオホーツク海側では、湿った空気の影響などで平年よりも晴れる日が少ないでしょう。気温は平年並みか高く、春の訪れを実感できるようになりそうです。

●根雪が長引く所も

北海道では、次第に根雪(長期積雪)が終わる時期となってきます。
この冬は、道北で局地的な大雪となり、幌加内の積雪が北海道の観測史上1位の324cmを記録したり、道南方面ではたびたび低気圧が停滞した影響で記録的な大雪となった所もありました。8日15時現在の積雪は、函館は平年の約3倍の55cm、帯広は平年約2.7倍の85cmとなっており、この地域では根雪の終わりが平年より遅れる所もありそうです。室蘭では根雪の終わる平年が3月6日ですが、まだ19cmもあり、すでに雪解けが遅れている状態となっています。一方、その他の地域では、札幌66cm、旭川75cm、稚内53cm、網走40cm、釧路9cmなどほぼ平年並みとなっています。これからは暖かい日が多くなり、雪解けは順調に進みそうですが、なだれや川の増水など注意が必要となります。