強い勢力を保っている台風5号は、6日には西よりからゆっくりと進路を変えて北上する見込みです。台風5号は今後どの地域に影響をもたらすのでしょうか。また、雨や風、波、高潮に警戒する期間はいつでしょうか。今後の動きをまとめました。

●各地の警戒期間と影響する地域

台風5号は、先月21日に南鳥島近海で発生してから既に14日が経過。予報円の範囲も小さくなり、ほぼ進路の見通しもたってきたように思えます。各地の警戒期間と影響する地域は以下の通りです。
【沖縄】
大東島地方の沿岸部では、大しけとなっています。大東島地方は5日(土)の明け方まで、沖縄本島地方は、5日(土)昼前から6日明け方にかけて大しけとなる見込みです。うねりを伴った高波に警戒してください。
【奄美・九州南部】
4日(金)午後5時現在、奄美大島の東の海上でほとんど停滞しています。海上を中心に非常に強い風が吹き、海は猛烈なしけとなっています。このまま予報円の中心付近を進むと、奄美地方ではまもなく風速25メートル以上の暴風域に入る恐れがあります。奄美地方では、5日朝から30メートル以上の猛烈な風が吹く恐れがあります。走行中のトラックが横転したり、細い木の枝が折れたり、看板が落下したりなど、屋外での行動は極めて危険な状態です。屋外での作業や不要な外出は控えるようにしてください。奄美と九州南部では、6日にかけて暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。海は猛烈なしけとなりますので、海には絶対に近づかないでください。
【九州北部】
台風が予報円の中心付近を進みますと、九州北部地方では、早いところで5日夕方には風速15メートル以上の強風域、6日午後には風速25メートル以上の暴風域に入り、7日にかけてかなり接近する見込みです。このため、九州北部地方では6日から7日は大荒れの天気となる恐れがあります。
【四国・中国地方】
7日頃に四国に接近し、大荒れの天気となるでしょう。既に太平洋側では台風の影響によりしけとなっています。また、6日には大しけとなる恐れがあります。大変危険ですので、海には近づかないようにしてください。また、今後6日にかけて進路を次第に北よりに変えるでしょう。中国地方には7日から8日にかけて接近する見込みで、大荒れの天気となる恐れがあります。暴風にも警戒してください。
【その他の地域】
台風から離れている地域でも、今後の進路によっては台風の影響を受ける可能性があります。西日本から東日本の太平洋側の南東の斜面では台風から暖かく湿った空気が流れ込み、局地的に激しい雨や非常に激しい雨が長い時間降る恐れがあります。また、太平洋沿岸部では台風からのうねりで波が高くなります。既に遊泳禁止となっている海水浴場もありますが、悪天候でなくても海には近づかないようにしてください。