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【阪神】岡田監督「そら1割台がおったらあかん」佐藤輝明にハッパ「これがマックスじゃない」


阪神対広島 練習を見守る阪神岡田監督(撮影・前田充)

阪神岡田彰布監督(66)が佐藤輝明内野手(25)に「脱1割台」指令を出した。6日の広島戦(甲子園)は雨天中止。仕切り直しとなる7日の同戦へ「そら1割台がおったらあかんわな(笑い)」とハッパをかけた。今季ここまで佐藤輝の最高打率は2割1分8厘で、1割台後半が続いている。指揮官が「つぶし合い」と予想する5月戦線で1歩抜け出すためにも、主砲の発奮が不可欠だ。

   ◇   ◇   ◇

5月戦線を盛り上げるためにも、やはりこの男の奮起は欠かせない。6日の広島戦が雨天中止となり、岡田監督はモヤモヤする打線の現状に言及した。「そら1割台がおったらあかんわな(笑い)。もうちょっと、普通の状態やな。9人のうち3人1割台やもん。やっぱりなかなかつながらんよ」。笑いを交えながらも、しっかりハッパをかけた。

9番投手に加え、捕手の梅野が打率1割2分、坂本が2割ちょうどと低迷。そして主軸に座る佐藤輝も現在、両リーグワーストの打率1割9分1厘と沈んでいる。今季ここまでの最高打率は2割1分8厘で、4月24日DeNA戦(横浜)から2割に戻せていない。チームとともに浮上していくためにも、まずは「脱1割台」だ。

状態がいいか悪いか、つかみどころがない。かねて「不思議な選手」と表現してきた主砲に、この日も岡田監督は「そら不思議なままやろ」と繰り返した。「俺が言うのは、まだこれがマックスじゃないって。なあ、だから伸びしろがあるって言うてるけど」。昨季は24本塁打、92打点でチーム2冠に輝いたが、さらに進化する可能性を秘めている。

一方で「どれが普通の状態かは、俺あんまり分からへん、まだ。去年1年で。(現状の)これが普通で、去年ができすぎかも分からへんやんか」とも話した。指揮官に伸びしろを確信させるためにも、ここから打ちまくるしかない。

チームはここまで3連敗はなく首位をキープ。昨季は5月だけで貯金14を作ったが、今年は「混戦ていうよりも『つぶし合い』やろ」と話す。抜け出す鍵は、やはり打線。「どんだけ点取れるかやろうなあ。そら先発も、楽に投げられるわけやからさ」。佐藤輝の本領発揮で、5月も勝ち進む。【磯綾乃】

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