<レッドソックス1-7カブス>◇26日(日本時間27日)◇フェンウェイパーク
カブス今永昇太投手(30)が敵地でのレッドソックス戦に先発し、メジャー移籍後最長となる6回1/3を投げ5安打1失点、1四球7三振で無傷の4勝目を手にした。球数88球でストライク63球、最速は93・3マイル(約150・2キロ)。今季ここまで5試合で4勝0敗、防御率は試合終了時点で両リーグ2位の0・98、計27回2/3で3四球28奪三振とエース級の働きを見せている。
○…デビュー以来、快投を続ける今永について、ジェド・ホイヤー編成本部長が、あらためて感嘆の言葉を並べた。前日、今永が昨年に出版した「今永昇太 ベースボール・バイブル」を受け取った。日本語だけに「もちろん、読めないよ」と苦笑する一方、野球IQの高さを称賛した。「彼はとても思慮深い。脳を使っている」と、「投げる哲学者」の異名を持つ左腕の才能を評価していた。