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体操の橋本、際立った勝負強さ=挑戦者の初心忘れず―22スポーツ回顧(7)


 体操男子の橋本大輝(順大)が、初めて世界王者の称号を手にした。10~11月の世界選手権(英国・リバプール)で個人総合を制し、昨年の東京五輪に続いてオールラウンダーの頂点に立った。主要2大会のタイトル獲得は、日本勢では内村航平に続く2人目の快挙。「すごく大きな経験」と充実した表情を見せた。  際立ったのが勝負強さ。大会前の合宿で両手首を痛めた影響により、公式練習のあん馬で落下が続いていた。団体総合、個人総合などを兼ねる予選でも落下。それでも、他の種目で挽回して個人総合は予選2位で通過した。決勝に向け、「勝負を分けるのは技術もあるが、精神的なところ。自信を持ってやりたい」と気持ちを奮い立たせた。  強気な姿勢は実り、団体総合と個人総合の決勝は、あん馬で大きなミスはなかった。順大で師事する元世界王者の冨田洋之コーチと直前まで技の入れ替えを調整したのが奏功。引き出しが多い橋本だからこそ、土壇場でも柔軟に対応できた。  あん馬を乗り切ったことで個人総合決勝は後半に余裕が生まれ、最終種目の鉄棒は難度を落とした安全な演技構成で逃げ切れた。連覇を狙って銀メダルに終わった張博恒(中国)も、「彼は素晴らしかった」と脱帽。エースとして大車輪の活躍を見せ、団体総合、種目別のゆか、鉄棒はいずれも銀メダルを獲得した。  橋本は東京五輪後も着実に前進している。ゆかはG難度の大技「リ・ジョンソン」の精度を上げ、鉄棒ではF難度の手放し技「リューキン」を新たに習得。五輪金メダルも「過去のことで今は関係ない」と言ってのける21歳は、挑戦者の初心を忘れていない。  来秋の世界選手権や2024年パリ五輪に向けて、歩みを止めるつもりはない。「自分自身を毎年、更新していきたいし、納得いく演技を毎年のように出していきたい」。今後も自分らしさを追求しつつ、常にアップデートを続けていく。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕世界体操男子団体総合決勝、橋本大輝のあん馬の演技=11月、英リバプール(AFP時事) 〔写真説明〕世界体操男子個人総合決勝で、最後の鉄棒の演技を終えた橋本大輝=11月、英リバプール(EPA時事)
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