初の大分開催は盛況＝東都大学野球

　地方で初めての公式戦開催となった東都大学野球。地方出身選手が多いこともあり、野球人口の増加や知名度向上の狙いがある。始球式に登場した駒大ＯＢで元巨人の中畑清さんは「野球界の活性（化）にもつながる。東都はちょっと雰囲気が地味だったから、あか抜けするかな」。主催者によると１万人の観衆が訪れ、会場は大いに沸いた。 　開会式で選手宣誓を務めたのは、地元の大分商高出身で国学院大の古江空知主将。「初めての地方開催に尽力してくれた方々に感謝したい。これをきっかけに東都を盛り上げていきたい」と期待を込めて話した。（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕大分で開幕した東都大学野球春季リーグ戦の始球式を務める元プロ野球巨人の中畑清氏＝２日、大分市