上方落語のファン感謝祭「第31回彦八まつり」が19日、大阪・生国魂神社で行われた。
落語会やトークショー、クイズ大会、出店など、にぎやかなイベントを締めくくったのは、6代桂文枝(80)らによるライブ「ハワイアンをあなたにアローハ」。
桂花団治(61)月亭遊方(59)林家笑丸(60)桂りょうば(52)めぐまりこ(55)サビエル大村(64)らのバンドに、特別ゲストとして「かしまし娘」の正司花江(88)が参加した。
今年1月、長姉の歌江さんが94歳で亡くなったが、花江は元気いっぱい。ギターを弾いて「かしまし娘のテーマ」を歌い、さらには「越路吹雪さんが好きだった」と「ラストダンスは私に」を甘い歌声で披露した。
文枝は「お姉さんを亡くして寂しいのじゃないかと声をかけさせてもらいました。88歳、まだまだ元気です!」とエール。
花江は「88歳って年齢を言いな!」と返して会場の笑いを誘っていた。