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食品製造における最適なプロセスチェーンを実現する転がり軸受ソリューションとサービス


品業界向けに最適化したプラスチック製ラジアルインサート玉軸受およびハウジングユニットとモノレールガイドシステム 
食品業界での使用を想定したステンレス製など、用途に応じた柔軟な構成が可能な電動シリンダ 
ダウンタイムの削減 ― 生産ライン全体の監視と潤滑ポイントの監視を行う「OPTIMEエコシステム」 

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202403258449-O2-KYZG8cZb

 
国際食品技術見本市「Anuga FoodTec」は、食品業界向け設備機器の供給サプライヤーにとって出展が必須のイベントです。ドイツ・ケルンで行われる当イベントに出展するおよそ1,700の企業の内、60%以上が海外からの出展となりました。今年の「Anuga FoodTec 2024」にシェフラーは初出展し、食品の加工から梱包、そして生産ライン全体の監視に至るまで、資源保全と生産コストおよびダウンタイムの削減に着目した、食品業界のプロセスチェーン全体を網羅する最新の製品とサービスを紹介しました。
 
食品業界専用ラジアルインサート玉軸受およびハウジングユニット 
ラジアルインサート玉軸受とハウジングユニットは、コンベアベルトや搬送ローラが必要とされる場合に多く使用されるコンポーネントです。シェフラーでは、幅広く用いられているこれらのコンポーネントを、食品業界向けにも「FOOD」シリーズ(FDバージョン)として提供しています。食品グレードの潤滑剤を使用し、優れた耐食性を持つラジアルインサート玉軸受に加え、「RIBB-FDシリーズ」ハウジングには白色のプラスチックを採用しています。

食品業界向け潤滑剤とシールアッセンブリを組み合わせたリニアガイドシステム 
モノレールガイドシステムは、食品の加工や梱包工程で直動機構として多く採用されており、シェフラーでは潤滑油再潤滑型4条列リニアボールガイドシステム「KUVE-Bシリーズ」を提供しています。「KUVE-Bシリーズ」では、いずれのサイズにおいても食品業界に最適な潤滑剤とシールアッセンブリを採用しています。長期潤滑装置「KIT450」を始め、ダブルリップワイパ、非接触型鋼板ワイパ、食品グレードの流動性グリースなどを使用しています。お客さまにとっては、機器の洗浄コストの削減や潤滑剤補給間隔の大幅な延長といったメリットの他、多くのケースで製品ライフタイム全期間にわたる潤滑が可能になるといった利点を享受いただけます。

過酷な低温使用環境に耐える電動シリンダ 
電動シリンダは、動作の調整ドライブとして、またフラップ、スライダ、シーリングなどのアクチュエータとして食品加工で幅広く採用されています。極めて厳格な衛生要件が要求される用途には、ステンレス製電動シリンダ「CASM」シリーズをご用意しています。一方で、コンベア上を移動する食品の方向転換や選別などの用途に使用されるシリンダやアクチュエータの場合は、食品に直接接触することはありません。このような用途については、CASM-25、-32、-40、-63、-100といった幅広タイプの電動シリンダを提供しています。電動シリンダ「CASM IP54S」は、特に高湿度環境、粉塵環境での使用に適しています。

精密減速機による動的挙動制御 
食品加工機械の高いスループットを得るためには、高速で完全自動なピック&プレースソリューションが必要ですが、可能な限り標準コンポーネントを用いて多軸システムを実現することが課題となります。回転機構に対して、シェフラーは精密波動歯車装置「RT1」および「RT2」シリーズと、精密遊星歯車装置「PSC」シリーズを提供しています。 これら歯車装置は、高い自動化技術が求められるアプリケーション向けに設計されており、モータを搭載した完全な駆動装置として、お客さまそれぞれの要求に合わせた設定にすることが可能です。

再潤滑と状態監視  
自動潤滑装置「OPTIME C1」は、革新的でインテリジェントな潤滑ソリューションです。潤滑装置「C1」と振動センサ「OPTIME」が相互に、そしてゲートウェイに自動で連結してメッシュネットワークを構築するので、設定から使用開始までわずか数分しかかかりません。機器のメンテナンスを担当するお客さまは、「OPTIMEモバイルアプリ」を使用することで、ポンプ、ミル、ファン、ギアボックスモータ、ギアボックスユニット、そしてすべての「OPTIME C1」(潤滑装置)など、あらゆる機器の状態を把握することが可能となります。検査や手動計測の手間が省けるほか、「OPTIMEエコシステム」は、高額な費用が発生する予期せぬ生産停止を削減し、年間生産量の増加に寄与します。

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202403258449-O4-HQJ4RwKi
シェフラー食品・飲料・梱包事業担当バイスプレジデントのマイケル・ハイドは次のように述べています。「この分野は常に変化に直面しています。焦点となるのは、安全で衛生的な食品加工、資源の保全、そして運転コストの削減です」。 写真 シェフラー(Sebastian Michel) 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202403258449-O3-P5ZrI5eB
食品業界向けラジアルインサート玉軸受とハウジングユニット  写真 シェフラー 

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202403258449-O1-hj30q8jf
電動シリンダ「CASM-100」は、非同期もしくは同期モータを使用し、オプションとして平歯車、もしくは歯付きベルトと中間フランジの組み合わせを採用することが可能です。リニアドライブとして、ボールねじ駆動およびローラねじ駆動 を使用しています。  写真 シェフラー 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202403258449-O6-ZB0559Hs

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202403258449-O5-RY85mV66
OPTIMEエコシステム: 駆動装置、各種ユニット、そして生産ライン全体を自動で状態監視するシステム(OPTIME)と自動潤滑および監視するシステム(OPTIME C1)。予期せぬダウンタイムを回避し、少ない投資でメンテナンス費用を大幅に削減することが可能です。 写真 シェフラー 

 
シェフラーグループ – We pioneer motion  
シェフラーグループは、75年以上にわたり、モーション・テクノロジーの分野で画期的な発明と開発を進めてきました。電動モビリティ、CO₂効率に優れたドライブシステム、シャシーソリューション、インダストリー4.0、デジタル化、再生可能エネルギーに関する分野で革新的な技術、製品、サービスを提供するシェフラーグループは、ライフサイクル全体にわたり、モーションをより効率的でインテリジェントかつ持続可能なものにするための信頼できるパートナーです。モーション・テクノロジー・カンパニーであるシェフラーは、パワートレインとシャシー用の高精度コンポーネントやシステムのほか、多くの産業機械用の転がり軸受や滑り軸受のソリューションを製造しています。シェフラーグループの2023年の売上高は163億ユーロでした。約83,400人の従業員を擁するシェフラーは、世界最大級の同族企業であり、ドイツで最も革新的な企業の1つです。 

 
食品製造における最適なプロセスチェーンを実現する転がり軸受ソリューションとサービス | プレスリリース | シェフラージャパン (schaeffler.co.jp)

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