“オール十勝”素材にこだわり、新発売 「明治北海道十勝ミルクきわだつヨーグルト」 メディア試食会を開催
“オール十勝”素材にこだわり、新発売
「明治北海道十勝ミルクきわだつヨーグルト」
メディア試食会を開催
株式会社 明治(本社:東京都中央区、代表取締役:松田克也、以下明治)は、28年続くロングセラーブランド「明治北海道十勝ミルクきわだつヨーグルト」を、北海道・東北・関東エリアで2023年10月17日、その他のエリアでは10月30日に発売いたします。それに先立ち、10月13日に東京・原宿でメディア試食会を開催しました。
試食会の冒頭では、フードバレーとかち推進協議会会長を務める北海道帯広市の米沢則寿市長から届いたビデオレターを紹介しました。
「生乳、砂糖、乳酸菌など、すべての原材料が十勝産になってリニューアルしたという『明治北海道十勝ミルクきわだつヨーグルト』はとてもおいしく、地域の食の魅力がつまっています。明治さんに、十勝に対する深い愛着を感じました。十勝地域の活性化を進める私たちにとっても、明治さんのこうした取り組みを大変心強く感じています」(米沢市長)
その後、以下の内容で進行しました。
1. 商品説明 (明治 発酵マーケティング部 ヨーグルトグループ 武井 蓮)
2. トークセッション「十勝の食の魅力とヨーグルトのおいしさ」
情報誌「北海道食べる通信」発行代表・株式会社グリーンストーリープラス 林 真由さん
ヨーグルトマニア 向井 智香さん
トークセッションでは、「北海道食べる通信」発行代表の林真由さんが、「十勝素材がおいしい理由は、環境が作る土地・風土のよさに加えて、開拓者精神を引き継いて十勝に誇りをもっている生産者たちが作っているからではないか」とコメント。これまでに2700種類ものヨーグルトを食べてきたというヨーグルトマニアの向井智香さんは、新商品を実食し、「シルキーな舌触り」「密度あり」「しみ出すような甘み」「繊細な口溶け」という4つのワードで商品のミルク感について表現しました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310161100-O1-O42bHr47】
1.ロングセラーのヨーグルトが“オール十勝”素材でリニューアル
「明治北海道十勝ミルクきわだつヨーグルト」は、1995年にデビュー。これまで累計12億パックを販売しております。発売から28年たった今年(2023年)、「明治北海道十勝ミルクきわだつヨーグルト」は発売以来最大のリニューアルを行いました。リニューアルの3つポイントについて、明治の発酵マーケティング部 ヨーグルトグループの武井蓮が発表しました。
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「最大のポイントは、すべての素材が“オール十勝素材”になったことです。生乳は十勝産100%、発酵に使った乳酸菌は、十勝の生乳から明治が発見した『十勝ミルク乳酸菌TM96』です。この乳酸菌はミルクの味わいを際立たせるという特徴をもっています。また、使用している砂糖、乳原料も今回からすべて十勝素材に変わりました。全ての素材において十勝にこだわることには大きな決断が必要でしたが、それが実現したことを私たちは誇らしく思っています」(武井)
2つ目のポイントは、脂肪を微細化する新たな製法を採用したこと。乳脂肪の粒子をさらに細かくすることで、脂肪量は変えずに、より脂肪分を高めたような濃厚な食感、口当たりを実現しています。
3つ目のポイントは容器。ヨーグルトは光に当たると発酵が進んでしまうのですが、リニューアル後の容器は遮光性を高めたため、賞味期限が2週間延長され、食品ロスに対応しています。また、プラスチック使用量を約50%削減し、SDGsに配慮したパッケージとなっています。
2.十勝素材と、ヨーグルトのおいしさにこだわるゲストが「明治北海道十勝ミルクきわだつヨーグルト」の魅力を語る
トークセッションにご登場いただいたのは、情報誌「北海道食べる通信」発行代表の林真由さんと、ヨーグルトマニアの向井智香さんのお二人です。
林真由さんは、十勝地方の帯広市出身。現在はつくる人と食べる人をつなぎたいという思いから、北海道中の農家や漁師のみなさんと交流し、「北海道食べる通信」やレストラン「お取り寄せダイニング 十勝屋」(東京・銀座)を通じて北海道の食の魅力を発信しています。
「十勝地方はおいしいものの産地で、北海道の人からも景気がよく、素敵なところだとよくいわれます。その理由の1つは、十勝地方は屯田兵ではなく民間会社によって開拓されたこと。だから十勝の人はベンチャースピリットに溢れ、土地に愛着をもっているんです。また、十勝には100年続く新聞社が地元向けの情報を発信し続けていて、地元の人が地域のことをよく知っていて仲間意識が強い。それに、十勝という地名は全国でもすごく有名ですよね。お菓子や食品のパッケージでも十勝と書いてあるものをよく見かけます。そういったことを通して、十勝の生産者さんは自分たちの土地に誇りと愛情をもっている。だからおいしいものが生まれるのだと思います」(林さん)
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ヨーグルトマニアの向井智香さんは、大手の製品からご当地ものまで、日本全国のヨーグルトを2700種類もレビューしてきました。著書に、国内のおいしいヨーグルト300種類を掲載した『ヨーグルトの本』(エムディエヌコーポレーション)があります。
「ヨーグルトマニアとして活動するなかで発見したことがあります。それは、ヨーグルトのおいしさを表現するボキャブラリーが少ないこと。みんな『濃厚』といいますが、それだけではないんです! たとえば質感、香り、舌触り、甘みや酸味などの味の種類、口溶け前後の味の変化……。そういったポイントに注目すれば、ヨーグルトの味わいをもっと解像度高く楽しむことができるんです」(向井さん)
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ここでお二人に、リニューアルした「明治北海道十勝ミルクきわだつヨーグルト」を実食していただきました。
「2021年に『十勝ミルク乳酸菌TM96』が使われるようになって、ミルクの濃厚さが“爆発”してめちゃくちゃおいしいと思っていたんですけど、それ以上にアップデートできたのかと、びっくりしています(笑)。ミルク感をもっと掘り下げてみると、私はミルク味の密度が濃いと感じました。水っぽさがまったくなくて、ミルクが凝縮されているみたい。それに、このほや〜とした繊細な口溶けが、リニューアル前とまったく違うんです。組織が“ほやぁぁぁ”っと溶けた瞬間に、ミルクらしい甘みが出てくるのも感じます。そして、シルクのような滑らかさ。それが全部一緒になって、このヨーグルトの『ミルク感』になっているんですね」(向井さん)
「ほや〜っとした口溶け、私もたしかに感じました。ヨーグルトは朝に食べるイメージがあるんですけど、『明治北海道十勝ミルクきわだつヨーグルト』は、ちょっと疲れたときとか、がんばった後にご褒美として食べたくなりました」(林さん)
向井さんは、「明治北海道十勝ミルクきわだつヨーグルト」のリニューアルによって、日本人のミルク摂取は第4フェーズを迎えたのでは、といいます。
「私たち日本人は最初、滋養強壮のためにミルクを飲み始めたんですよね。次においしさをもとめて、脂肪分や甘さに魅力を感じるようになり、3番目に低脂肪や高タンパク、乳酸菌の機能などにこだわるようになりました。そしてこれからは、ミルクを飲むことで日本の農を考えたり、生産者の方を応援できるようになった。その選択肢を作ってくれたのがこのヨーグルトだと思うんです」(向井さん)
「明治さんといえば、『明治ブルガリアヨーグルト』。本場の味を守るためにブルガリアから乳酸菌を輸入して、正統派の味を伝えているわけですよね。そのメーカーさんが国産原料にこだわった商品を出すというのも、食文化的に面白いと思います」(向井さん)
「このヨーグルトに使われているてんさい糖は、てんさい(別名ビート)を使って、地元メーカーが作ったものなんですよね。十勝には、そのてんさいの搾りかすを食べて育つ乳牛もいるんですよね。そうやって地域で循環型農業が進むんですね」(林さん)
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十勝の人々が大切にする、大地が育んだ素材だけで作る「明治北海道十勝ミルクきわだつヨーグルト」。これからも全国のみなさまに愛されるブランドとして守り続けるとともに、明治は十勝地方の魅力発信に努めてまいります。
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