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6日の中国本土市場概況:上海総合1.6%安で5日続落、ハイテク関連に売り


6日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比43.94ポイント(1.56%)安の2777.56ポイントと5日続落した。今年2月21日以来、約5カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。上海A株指数も下落し、46.04ポイント(1.56%)安の2909.62ポイントで取引を終えた。

米中対立の激化を不安視。米財務省は現地時間5日、経済制裁対象の「為替操作国」に中国を指定したと公表した。米中通商交渉の混迷化も危惧されている。米政権による対中制裁関税「第4弾」の発動表明に対抗し、中国商務部は6日未明、米農産品の購入を一時停止すると発表した。

業種別では、ハイテク関連の下げが目立つ。インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が6.9%安、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が6.7%安、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(中科曙光:603019/SH)が3.5%安で引けた。運輸株、インフラ関連株、資源・素材株、自動車株、不動産株、金融株、公益株なども売られている。

外貨建てB株も値下がり。上海B株指数が3.61ポイント(1.37%)安の259.98ポイント、深センB株指数が19.30ポイント(2.05%)安の923.26ポイントで終了した。

【亜州IR】



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