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12日の中国本土市場概況:上海総合0.6%高で3日続伸、素材セクターに買い


週明け12日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比19.53ポイント(0.59%)高の3326.70ポイントと3日続伸した。2週ぶりの高値水準を回復している。上海A株指数も上昇し、20.34ポイント(0.59%)高の3484.15ポイントで取引を終えた。

中国の政策期待が強まる。習近平国家主席の長期安定政権が確実視されるなか、習氏が掲げる経済成長策が進むと予想される状況だ。国会に相当する全国人民代表大会(全人代)では、14年ぶりに憲法が改正され、国家主席の任期撤廃が決まった。

業種別では、非鉄や鉄鋼、セメントの素材関連が高い。洛陽モリブデン集団(603993/SH)が5.0%、宝山鋼鉄(600019/SH)が1.2%、安徽海螺セメント(600585/SH)が2.6%ずつ値を上げた。非鉄に関しては、先高観が強まっていることがプラス。なかでも、希少金属コバルトは電気自動車(EV)用リチウムイオン電池などの材料となるだけに、新エネ車の販売好調を背景に一段の上昇が予測される状況だ。証券株もしっかり。中信証券(600030/SH)が2.3%上昇した。「ADRで米上場する中国企業に対し、上海証券交易所が国内上場策の検討に入った」と伝えられたことを受け、相場活性化の期待が広がっている。空運株も上げが目立つ。中国南方航空(600029/SH)が4.7%上昇した。そのほか、自動車株、消費関連株、ITハイテク関連株、バイオ医薬関連株なども買われている。

外貨建てB株の相場も3日続伸。上海B株指数が6.07ポイント(1.83%)高の336.78ポイント、深センB株指数が13.79ポイント(1.17%)高の1189.41ポイントで終了した。


【亜州IR】



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