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22日の香港市場概況:ハンセン0.7%高と続伸、消費セクター上げ目立つ


22日の香港市場は値上がり。主要51銘柄で構成されるハンセン指数が前日比210.95ポイント(0.72%)高の29578.01ポイント、本土企業株で構成されるH株指数も56.14ポイント(0.48%)高の11653.08ポイントとそろって続伸した。売買代金は718億3000万香港ドルに縮小している(21日は883億2400万香港ドル)。

米株高が追い風。米税制改革法案が議会を通過し、大型減税が米景気を押し上げるとの期待が強まるなか、昨夜のNYダウやナスダック指数は反発した。中国の政策期待も高まっている。20日閉幕した翌年度・経済政策の基本方針を決める「中央経済工作会議」では、賃貸住宅市場の整備など「住宅制度の改革」、供給サイド改革の深化」などを推進する政策が掲げられた。本土系不動産株の物色が続き、碧桂園HD(2007/HK)が2.6%高、華潤置地(チャイナ・リソーシズ・ランド:1109/HK)が1.8%高、中国海外発展(688/HK)が1.0%高と買われている。

消費関連セクターも上げが目立つ。乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(2319/HK)が5.6%高、米菓・飲料メーカーの中国旺旺HD(151/HK)が3.5%高、食肉・ハム加工の中国雨潤食品集団(1068/HK)が2.5%高、家電量販チェーンの国美零售HD(ゴメ・リテール・ホールディング:493/HK)が2.2%高と値を上げた。

他の個別株動向では、中国自動車メーカーの華晨中国汽車HD(ブリリアンス・チャイナ:1114/HK)が5.2%高と続伸。香港メディアが22日、「呉小安・主席は2018年の中国高級車市場を楽観している」と報じたことなどが好感された。

半面、マカオ・カジノセクターは安い。MGMチャイナHD(2282/HK)が4.0%、銀河娯楽(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が1.8%、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が1.4%ずつ下落した。

本土市場は反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.09%安の3297.06ポイントで取引を終えた。金融株が下げを主導。不動産株や自動車株、消費関連株の一角などもさえない。半面、資源・素材株はしっかり。

なお香港市場は、週明け25~26日がクリスマス休暇で休場となる(本土市場は通常取引)。

【亜州IR】




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