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15日の中国本土市場概況:上海総合0.8%安と続落、資源・素材セクターが下げ主導


15日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比27.02ポイント(0.79%)安の3402.52ポイントと続落している。上海A株指数も下落し、28.30ポイント(0.79%)安の3563.39ポイントで取引を終えた。

商品市況安が逆風。この日の上海商品取引所では、銅や鉄鋼などの主要商品が大幅続落で推移している。今年10月の中国経済指標が総じて弱い内容となるなか、中国景気の先行きも不安視される状況だ。経済成長の鈍化を背景に、商品需要も縮小すると警戒されている。国内の長期金利上昇も投資家のセンチメントを冷やす一因。中国10年債利回りは先週後半から再び上昇基調を強め、14日は一時節目の4%を突破し、約3年1カ月ぶりの高水準に達している。15日はやや利回りが低下しているものの、依然として高水準だ。景気減速の懸念が漂っているにもかかわらず、当局は引き締め気味の金融政策を続けるとの見方が強まっている。

資源・素材株が下げを主導。中国石油天然気(601857/SH)が2.5%、南京鋼鉄(600282/SH)が3.8%、洛陽モリブデン(603993/SH)が5.3%、江西銅業(600362/SH)が3.4%ずつ値を下げた。このほかにも景気動向に敏感な海運株も安い。金融株、不動産株、自動車株なども売られた。

一方、他の個別株動向では、家電大手の青島海信電器(ハイセンス:600060/SH)が小幅ながら逆行高。0.5%上昇した。東芝(6502/東証2部)が14日、テレビ事業の連結子会社、東芝映像ソリューション(本社:青森県三沢市)を同社に売却すると発表したことが支援材料。業容の拡大が期待されたとみられる。

外貨建てB株相場は値下がり。上海B株指数が2.79ポイント(0.79%)安の350.00ポイント、深センB株指数が9.71ポイント(0.79%)安の1217.18ポイントで終了した。

【亜州IR】




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