starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は続落、この日のアジア市場が軟調な展開を示した


【ブラジル】ボベスパ指数 62017.97 +0.56%
28日のブラジル株式市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比342.51ポイント高(+0.56%)の62017.97で取引を終えた。62057.28まで上昇した後、一時61433.33まで下落した。

前半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は買い戻された。海外市場の上昇が好感され、ブラジル株にも買いが継続。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。国内では、年内追加利下げが実施されるとの観測が好感された。モルガン・スタンレー証券(MS)は最新リポートで、ブラジルの政策金利が年末までに現在の10.25%から8.5%まで引き下げられるとの見方を示した。

【ロシア】MICEX指数 1891.98 +0.69%
28日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比13.04ポイント高(+0.69%)の1891.98で取引を終了した。1893.65から1864.88まで下落した。

売りが先行した後は買い戻され、その後も上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の続伸が支援材料となり、資源銘柄への物色が継続。また、通貨ルーブル安も輸出資源大手のサポート材料となった。一方、銀行の一角がさえない。欧州連合(EU)がロシアへの経済制裁を来年1月末まで延長すると決めたことが嫌気された。

【インド】SENSEX指数 30834.32 -0.40%
28日のインドSENSEX指数は続落。前日比123.93ポイント安(-0.40%)の30834.32、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同20.15ポイント安(-0.21%)の9491.25で取引を終えた。

前半はプラス圏を回復する場面もあったが、後半は売りに押された。この日のアジア市場が軟調な展開を示したことを受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、SENSEX指数が過去最高水準で推移しており、高値警戒感から利益確定売り圧力は継続。ほかに、インド準備銀行(中央銀行)が銀行の貸倒引当金を引き上げるとの報告が引き続き同セクターの圧迫材料となった。

【中国本土】上海総合指数 3173.20 -0.56%
28日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比18.00ポイント安(-0.56%)の3173.20ポイントと4日ぶりに反落した。

中国本土の金融監督強化が警戒された。中国保険監督管理委員会は27日、「万能険(ユニバーサル保険)」など高利回り商品に対する監督を強化する方針を改めて明示している。中国A株のMSCI新興株指数組み入れに対する期待感が持続し、指数はプラス圏で推移する場面がみられたものの、終盤に入り売りの勢いが増した。




<CS>

    Loading...
    アクセスランキング
    starthome_osusumegame_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.