20日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.36ポイント(0.14%)安の3140.01ポイントと反落した。上海A株指数も下落し、4.57ポイント(0.14%)安の3288.44ポイントで取引を終えている。

市中金利の上昇を嫌気。中国人民銀行(中央銀行)が資金供給を続けているにも関わらず、上海銀行間取引金利(SHIBOR)の翌日物はこの日、約2年2カ月ぶりの高水準を連日で切り上げた。人民銀はこの日、リバースレポを通じ100億人民元の資金を供給。19日は1200億人民元の資金を市中に供給していた。「米MSCIの新興国株指数に人民元建てA株が採用される」との期待感で指数は小高く推移していたものの、中盤から下げに転じている。

MSCI指数の組み入れ期待で買われていた銘柄群の一角がさえない。中国人寿保険(601628/SH)が2.2%安、上海汽車集団(600104/SH)が1.1%安、貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が0.8%安とそろって反落した。そのほか業種別では、不動産株や空運株、発電株、軍需関連株などの下げが目立っている。

半面、銀行株はしっかり。中国農業銀行(601288/SH)が1.82%上昇した。資源・素材株の一角も物色されている。

外貨建てB株相場は値下がり。上海B株指数が0.27ポイント(0.08%)安の323.78ポイント、深センB株指数が0.85ポイント(0.08%)安の1121.35ポイントで終了した。

【亜州IR】

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情報提供元:FISCO
記事名:「20日の中国本土市場概況:上海総合0.1%安と反落、MSCI採用期待の銘柄群さえない