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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:「マテリアルズ・インフォマティクス」に関連する富士通に注目


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年10月2日19時に執筆


「マテリアルズ・インフォマティクス」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。

最近企業への導入が進んでいる取り組みですが、簡単に説明すると、『既存の材料の性質などの蓄積したデータをもとに、コンピューターや人工知能(AI)を用いて、望ましい機能を持つ新材料の組成などを計算し、新材料や代替材料を効率的に探索する取り組み』

というものです。

これまでは研究者の経験などから、実際に現物を作って、それが目標の性能に達しているかを確認するという方法が一般的でしたが、「マテリアルズ・インフォマティクス」導入によって、研究開発の時間・費用の大幅な削減が期待されています。

米国では2011年から多額の資金を投じて「マテリアル・ゲノム計画」を推進しており、他の先進諸国でも「マテリアルズ・インフォマティクス」導入が加速しており、日本もこれから様々な企業で「マテリアルズ・インフォマティクス」導入が進むことが見込まれます。

今回は旬のキーワードである「マテリアルズ・インフォマティクス」に関連した企業で、チャート的にも足場固めからの上昇期待が高いと思われる富士通<6702>に着目していこうと思います。



■富士通<6702>の基本情報
市場:東証1部


富士通<6702>はITサービス、サーバーで国内首位で、スパコン分野でも先駆している企業です。

子会社の富士通研究所が、求めた材料の結晶構造を合成するのに、少ない実験データを補うため、「マテリアルズ・インフォマティクス」を導入しており、電池材料など先端材料の開発に利用しています。

生物の進化戦略を模した「遺伝的アルゴリズム」と呼ぶAI技術も活用しており、今後の技術開発促進が期待されています。

また、現在株式市場で話題となっている量子コンピューター分野にも積極的である為、そちらのテーマでも注目を集める機会は多そうです。

9月29日のゴールドマン・サックス証券による格付けでは、最上位を継続し、目標株価を950円から970円に引き上げている事も一つの指標としてみて良いのではないでしょうか。



■富士通<6702>のチャート分析

富士通<6702>の日足チャートを見てみると、

・2016年7月26日の安値 387.1円
・2017年9月6日の安値 758.7円

を結んだラインが下値支持線として機能していると考えられます。

株価が下値支持線に近づいており、一目均衡表の雲上限も株価を下支えしている事から、足場を固めてからの株価上昇に期待がかかる状況ではないでしょうか。

人工知能、IoT、フィンテック、ブロックチェーンなど、話題性が高いテーマを多数保有していることで、関連ニュースも豊富で、今後そうした関連ニュースがチャートにも反映され、値動きに刺激を与えそうです。

毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。

「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。


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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏




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