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クリレスHD Research Memo(10):2018年2月期は一旦減配予想だが、利益成長に伴う増配余地は大きい


■株主還元

クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>は、業績や今後の事業展開等を勘案し、連結配当性向30%程度を目安として安定的な配当を行うことを基本方針としている。2017年2月期は、期初予想通り、1株当たり年13円配(中間6.5円、期末6.5円)を実施する予定である(配当性向37.3%)。2018年2月期については1株当たり年10円配(中間5円、期末5円)を予想している(予想配当性向29.0%)。また、中期経営計画に合わせ、2019年2月期の1株当たり年13円配(配当性向29.9%)、2020年2月期の1株当たり年17円配(配当性向30.3%)を予想している。

弊社でも、2018年2月期は一旦減配となるものの、2019年2月期以降については、再び利益成長に伴う増配の余地は大きいとみている。

同社は、流動性の向上などを目的として、2016年2月29日を基準とした株式分割(1:3)を実施した。また、それに合わせて、2016年8月31日を基準とした株主優待制度の拡充も発表している。8月末と2月末の年2回を基準として、100株以上500株未満の株主に3,000円分(年間6,000円分)、500株以上1,500未満の株主に6,000円(年間12,000円)、1,500株以上4,500株未満の株主に15,000円(年間30,000円)、4,500株以上の株主に30,000円(年間60,000円)の食事券を贈呈する内容となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)



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