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今日の為替市場ポイント:米中首脳会談への期待でドル売り縮小も


11日のドル・円相場は、東京市場では111円97銭から112円37銭まで反発。欧米市場でドルは一時112円53銭まで買われたが、111円83銭まで反落し、112円16銭で取引を終えた。

本日12日のドル・円は、主に112円台前半で推移か。株安を嫌気したドル売りは一巡しつつあることや米国と中国は11月に首脳会談を行なう見通しとなっていることから、リスク回避的なドル売り・円買いはやや縮小する可能性がある。

11日の米国株式は大幅続落となったが、米長期債利回りは下げ渋った。この日発表された9月消費者物価指数(CPI)は前年比+2.3%、同コア指数は同比+2.2%にとどまり、市場予想をやや下回った。また、新規失業保険申請件数は21.4万件で前週の20.7万件から増加した。

10年債利回りは朝方に3.189%近辺まで上昇した。米国株の大幅続落やトランプ米大統領が金利上昇を批判したことから、一時3.127%近辺まで低下したものの、3.150%近辺で取引を終えた。市場関係者の間からは「米国株の大幅続落でも長期金利の下げ幅が縮小したことは軽視できない」との声が聞かれている。

市場関係者の一部は「米国株式が反転した場合、長期金利は再上昇の可能性がある」と指摘し、「金利上昇によって株式相場は再度反落する可能性がある」と警戒している。米国株式相場が調整局面を迎えても、米長期金利は3%台を維持した場合、ドルは底堅い動きを見せる可能性がある。



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