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12日の米国市場ダイジェスト:NYダウは224ドル高、主要企業決算への期待が広がる


■NY株式:NYダウは224ドル高、主要企業決算への期待が広がる

米国株式相場は上昇。ダウ平均は224.44ドル高の24924.89、ナスダックは107.30ポイント高の7823.92で取引を終了した。トランプ政権による中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)への制裁解除を受けて、米中貿易摩擦への警戒感が後退し、買いが先行。昨日の下落を受けた買い戻しや、4-6月期決算発表への期待から、終日堅調推移となった。セクター別では、ソフトウェア・サービスやテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で食品・飲料・タバコや家庭用品・パーソナル用品が下落した。

ソフトウェアのCAテクノロジーズ(CA)は、半導体のブロードコム(AVGO)との買収合意を受けて大幅上昇。米中貿易摩擦への懸念がやや後退し、携帯端末のアップル(AAPL)やソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)などのハイテク企業に加えて、中国による報復措置の影響が大きい航空機メーカーのボーイング(BA)や建設機械のキャタピラー(CAT)が買い戻された。航空大手のデルタ航空(DAL)は、決算内容が好感され堅調推移。短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は、ゴールドマンサックスが同社のフェイクアカウントへの取り組みを評価し上昇した。

明日は、大手行のウェルズ・ファーゴ(WFC)、JPモルガンチェース(JPM)、シティグループ(C)の発表が予定されている。

Horiko Capital Management LLC


■NY為替:米コアインフレ率上昇でドル買い継続

12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円58銭まで上昇後、112円37銭まで反落し、112円51銭で引けた。米国の6月消費者物価コア指数の上昇や米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派的な発言を受けて、ドル買いが続いた。

ユーロ・ドルは、1.1653ドルまで下落後、1.1696ドルまで上昇し1.1671ドルで引けた。ユーロ圏と米国の金利差拡大観測を受けたユーロ売り・米ドル買いが優勢となった。ユーロ・円は、131円10銭から131円48銭まで上昇し、131円33銭で引けた。株高を意識したリスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは、1.3201ドルから1.3245ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9978フランから1.0027フランまで上昇した。


■NY原油:伸び悩みで70.33ドル、供給不安緩和で一時70ドル割れ

NY原油先物8月限は伸び悩み(NYMEX原油8月限終値:70.33 ↓0.05)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は前日比−0.05ドルの70.33ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めて一時69.23ドルまで売られた。主要通貨に対するドル高が続いていることやリビアの原油生産は増加するとの思惑が広がったことが要因。供給不安は緩和されつつあり、原油先物の上値はやや重くなった。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  28.77ドル   +0.09ドル(+0.31%)
モルガン・スタンレー(MS) 48.02ドル   +0.27ドル(+0.57%)
ゴールドマン・サックス(GS)227.22ドル  +1.56ドル(+0.69%)
インテル(INTC)        52.35ドル   +1.15ドル(+2.25%)
アップル(AAPL)        191.03ドル  +3.15ドル(+1.68%)
アルファベット(GOOG)    1183.48ドル +29.58ドル(+2.56%)
フェイスブック(FB)     206.92ドル  +4.38ドル(+2.16%)
キャタピラー(CAT)      139.42ドル  +2.66ドル(+1.95%)
アルコア(AA)         47.40ドル   -0.66ドル(-1.37%)
ウォルマート(WMT)      86.52ドル   -0.01ドル(-0.01%)
スプリント(S)         5.66ドル   +0.16ドル(+2.91%)








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