S&P500先物 2797.50(+13.50) (17:40現在)
ナスダック100先物 7143.75(+45.50) (17:40現在)

17:40時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は上昇して推移している。また、NYダウは130ドル高程度で推移。欧州市場は全般上昇して推移している。原油相場は小幅に下落して推移している。この流れを受けて、12日の米株式市場は買い先行でのスタートになりそうだ。

9日の米株式市場はNYダウは440ドル高となった。2月の米雇用統計は、賃金増が抑制されながらも経済が好調を維持したことが示され、利上げペースを加速させるとの懸念が和らいだことが好感された。NYダウは2月雇用統計の結果を受けて440ドル高となったが、これにより足元で上値抵抗として意識されていた25日線を再び突破してきている。5日、25日線との短期ゴールデンクロスを示現。一目均衡表では雲下限を突破してきている。雲の中での推移で強弱感が対立しやすいが、今後雲がねじれを起こしてくるため、薄い雲を一気に突破してくる可能性がある。

米雇用統計が通過しVIX指数も低位安定のなか、市場は落ち着きをみせてくるだろう。地政学リスクについても、5月までは小康状態といったところである。トランプ米大統領による関税計画の影響は見極めが必要だが、カナダとメキシコに加え、オーストラリアも適用除外とする考えを、ツイッターで明らかにした。強くて軽い高品質の鉄鋼製品など、課税すると米製造業にとってマイナスとなる特殊な製品についても除外する方針と伝えられており、過度な警戒感は後退しそうである。欧州や中国からの報復措置の動向を注意しながら、来週のFOMCを控えて経済指標に一喜一憂する相場展開となりそうだ。本日の経済表では財政収支(2月)が予定されている。

<KK>

情報提供元:FISCO
記事名:「米国株見通し:米雇用統計など通過で市場に落ち着きも