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ユーロ週間見通し:もみあいか、ECBの金融政策は現状維持の公算


■伸び悩み、ドイツの政治不安でユーロ買い一服

先週のユーロ・ドルは伸び悩み。欧州中央銀行(ECB)の金融緩和策の早期縮小への期待が広がり、ユーロ買い・米ドル売りが活発となった。ユーロ・ドルは一時1.2323ドルまで買われたが、オーストリア、フランスの中央銀行総裁がユーロ高をけん制したことや、コンスタンシオECB副総裁のハト派的発言を受けてユーロ買いは一服。ドイツにおける大連立政権樹立は失敗するとの見方が広がったことから、週末前にユーロ売りがやや強まる展開となった。取引レンジ:1.2165ドル-1.2323ドル。

■上げ渋りか、ECBの引き締め期待後退も

今週のユーロ・ドルは上げ渋りか。25日に開催される欧州中銀(ECB)理事会に向け、資産買入れガイダンスの段階的な縮小を期待したユーロ買いが先行しそうだ。ただ、緩和的な政策を維持する方針が示されれば、ユーロ買いは後退する見通し。また、米国のトランプ政権によるインフラ整備への期待から、ドルが買い戻される展開が見込まれる。

予想レンジ:1.2100ドル−1.2300ドル

■ユーロ高けん制発言などで対円レートは伸び悩む

先週のユーロ・円は伸び悩み。複数の中央銀行総裁がユーロ高をけん制したことから、ECBの金融緩和策の早期縮小を想定したユーロ買いは一服した。米政府機関の一部閉鎖を警戒してユーロ買い・米ドル売りが活発となる場面があったが、独大連立政権樹立に不透明感が浮上したことから、ユーロは対円で伸び悩んだ。取引レンジ:134円98銭-136円31銭。

■もみあいか、ECBの金融政策は現状維持の公算

今週のユーロ・円はもみあいか。ドイツの大連立政権発足への期待は残されており、ユーロ買いが先行する見通し。また、25日開催の欧州中銀(ECB)理事会に向け、資産買入れガイダンスの段階的な変更(緩和策縮小)を期待したユーロ買いが強まるが、現状維持の可能性は高いとみられており、ユーロの対円レートは主に135円台でのもみ合いが続く可能性がある。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・23日:1月ZEW景気期待指数(12月:29.0)
・24日:1月マークイットユーロ圏総合PMI(予想:57.9、12月:58.1)
・25日:欧州中央銀行(ECB)理事会(ガイダンスを含めて金融政策は現状維持の予想)

予想レンジ:134円00銭-137円00銭




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