18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:ネットフリックスの時間外での上昇が材料視されるか
■外資系証券の注文動向:差し引き120万株の売り越し
■前場の注目材料:TKP、アパマンと提携、共用オフィス展開



■ネットフリックスの時間外での上昇が材料視されるか

18日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。米国では今週から本格化する4-6月期決算を見極めたいとの思惑から、投資家の様子見姿勢が強まった。また、予想を下回る経済指標のほか、原油相場の下げも嫌気され、高安まちまちの展開。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円安の20035円となり、これにサヤ寄せする格好から利食い先行の展開になりそうだ。

その後は5日線、25日線のほか、節目の2万円での攻防になろう。米国では予想を下回る経済指標の発表が相次いでおり、追加の利上げ観測が後退している。その影響から円相場は円高に振れやすく、輸出関連などへの利益確定に向かわせやすいところであろう。

物色の流れとしては決算発表が本格化してくるため、次第に業績相場に移行することになろう。先週はファーストリテが決算を受けて過剰に反応していたが、東証1部の売買代金が2兆円を下回る薄商いの中、より過剰に反応をみせてくることになろう。中小型株についても同様であり、個人の資金が集中する一方で、一気に資金逃避のリスクもあるため、短期的な乱高下には警戒しておきたいところである。

また、米国ではここにきて再びハイテク株の一角が出直りをみせてきている。リード役である、フェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、アルファベット(グーグル)の「FANG」銘柄の出直りが、日本版FANG銘柄とされる「SUNRISE」銘柄(ソフトバンクG<9984>の「S」、任天堂<7974>の「N」、リクルートHD<6098>の「R」、ソニー<6758>の「S」の4銘柄)を中心に刺激となるようだと、相場の先高期待が高まることも意識されよう。

なお、ネットフリックスは取引終了後に4-6月期決算を発表し、一株利益は予想を下振れたものの、売上高は上振れた。時間外取引で上昇して推移しており、支援材料として意識されそうだ。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■外資系証券の注文動向:差し引き120万株の売り越し

朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り630万株、買い510万株、差し引き120万株の売り越しとの観測。

07月07日(金):70万株の買い越し
07月10日(月):110万株の買い越し
07月11日(火):590万株の売り越し
07月13日(木):100万株の売り越し
07月14日(金):70万株の買い越し


■前場の注目材料

・ナスダックは上昇(6314.43、+1.97)
・米ネットフリックス、売上高上振れで時間外上昇
・台湾、日本産牛肉の輸入9月にも解禁
・海運大手3社の業績が改善
・JPモルガン、4-6月13%増益

・TKP<3479>、アパマンと提携、共用オフィス展開

・米通商代表部(USTR)声明 「NAFTA諸国は通貨操作を回避することを公約すべき」
・米通商代表部(USTR)「再交渉で、貿易赤字縮小を目指す」
・トランプ米大統領「他国に我々の富を流出させない」
・トランプ米大統領「不公平な貿易慣行に対処すべき」

☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・特になし

<海外>
・10:30  中・不動産価格指数(6月)

<HT>

情報提供元:FISCO
記事名:「前場に注目すべき3つのポイント~ネットフリックスの時間外での上昇が材料視されるか