21日の日経平均は反発。190.26円高の18620.75円(出来高概算18億6000万株)で取引を終えた。終値ベースでは4月11日以来の8営業日ぶりに18600円を回復している。20日の米国市場では主要企業の決算が好感されたほか、政策期待の高まりから終日堅調な展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の18570円となり、これにサヤ寄せする格好から幅広い銘柄に買いが先行した。

その後は狭いレンジでのこう着が続いていたが、大引け間際には18648.28円と、上げ幅が200円を超える場面もみられた。セクターではガラス土石、電力ガス、ゴム製品、海運、証券、鉄鋼、保険、輸送用機器が上昇。値下がりはサービスのみが小安かった。東証1部の騰落銘柄は、値上り数が1600を超えており、全体の8割を占めている。

日経平均は緩やかながらリバウンドをみせてきている。仏大統領選第1回投票が波乱とならなければ、決算を手掛かりとした物色に向かわせそうだ。週末はこれまで低迷していた輸出関連へも買い戻しとみられる動きが出ていたが、不透明要因が払拭されてくるようであれば、出遅れ修正への期待も。トランプ政権の政策期待の高まりからトランプ物色が再燃する流れも期待されそうだ。とはいえ、週後半から大型連休に入るため、次第に短期的な値幅取り狙いが中心になりやすいと考えられる。

<AK>

情報提供元:FISCO
記事名:「次第に短期的な値幅取り狙いが中心に【クロージング】