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NYの視点:米7月FOMCでの追加利上げ観測強まる、強い労働市場が消費や住宅市場を押し上げ


*07:54JST NYの視点:米7月FOMCでの追加利上げ観測強まる、強い労働市場が消費や住宅市場を押し上げ 米国の5月新築住宅販売件数は前月比+12.2%の76.3万戸と、減少予想に反し前月から増加し1年以上ぶりの最高水準となった。前年比で+20%。新築住宅が住宅市場全体に占める割合は小さいが、契約時点での統計となるため先行指標として注目されており、結果は住宅市場の強さを証明。住宅ローン金利の上昇やサプライチェーン問題などを受けたコストの上昇で売上が低迷していた住宅市場が底入れした可能性を示唆した。FRBは住宅市場の鈍化が景気後退に繋がると見ていたが、パウエル議長も言及したように住宅市場は底入れしただけでなく、景気を支えた可能性がある。また、米国経済の7割を占める消費動向を判断するために注目されたコンファレンスボード発表の米6月消費者信頼感指数は109.7と、5月102.5から予想以上に上昇し、昨年1月来で最高となった。

現況指数が155.3と、21年7月以降ほぼ2年ぶりの高水準を回復。期待指数も79.3と、昨年12月来で最高となったため全体指数を大きく引上げ。雇用の見通しが3カ月ぶりに上昇。今のところ、労働市場の強さが消費や住宅を支えている。
ゴールドマンサックスは米国の4-6月期国内総生産(GDP)の成長見通しを従来の1.8%から2.2%へ上方修正。また、パウエル議長のタカ派姿勢を受け、モルガン・スタンレーのエコノミストは7月連邦公開市場委員会(FOMC)での25ベーシスポイントの利上げ予想に転じた。ドルも引き続き上昇する可能性がある。

■米6月消費者信頼感指数
現況:155.3(5月148.9)
●ビジネス環境
良好:23.7(19.7)
悪化:16.3(16.7)
普通:60.0(63.6)

●雇用
十分:46.8(43.3)
不十分:40.8(44.1)
困難:12.4(12.6)

●期待:79.3(5月71.5)

●ビジネス環境
改善:14.2(13.2)
悪化:17.7(21.4)
不変:68.1(65.4)

●雇用
増:15.5(13.8)
減:16.0(21.1)
不変:68.5(68.1)

●所得
増:16.9(18.9)
減:11.9(11.4)
不変:71.2(69.7)


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