<ブンデスリーガ:フライブルク1-1ハイデンハイム>◇第33節◇11日◇フライブルク
フライブルクのMF堂安律(25)は、ホームのハイデンハイム戦に右ウイングバックでフル出場し、今季リーグ戦6ゴール目となる先制点を決めた。前半29分、左からのクロスに頭から飛び込んだ。
今季限りで退任する恩師、58歳のシュトライヒ監督もガッツポーズ。2シーズン指導を受けた堂安は「強度や最後の質を要求してくれた結果、こうしてかなり成長できた。彼をがっかりさせないようにやっていきたい」と話していた。
だが、チームは前半37分に一瞬の隙を突かれ、堂安のポジションとは逆の自陣左サイドから崩されて失点。その後はサポーターの後押しを受けてゴールに迫ったがネットを揺らすことはできず、1-1で引き分け。約12年間、フライブルクを率いた指揮官のホーム最終戦を勝利で飾ることはできなかった。